
歴史歪曲論争に巻き込まれたMBC金土ドラマ「21世紀の大君夫人」が、すでに配信中のVODコンテンツに続き、出版を控えたシナリオ本の内容まで修正することを決定した。
シナリオ本の出版社O'FAN HOUSEは16日、公式SNSを通じて「『21世紀の大君夫人』のシナリオ本に関する協議を制作陣と進めている」とし、「制作陣が修正を予告した一部の儀礼表現を、今後制作する分に反映する」と明かした。出版社側は「今回の事案を重く受け止めており、読者の皆さまに混乱とご不便をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と謝罪した。
ただし、すでに制作・出荷手続きが進行している初版を予約購入した読者には、物理的な交換ではなく補完措置が提供される。出版社は、訂正内容を反映したデジタル修正版ページ(PDF)のダウンロードリンクを公式アカウントで案内し、本文に直接貼れる修正ステッカーの申請用Googleフォームも公開して、希望者に発送する予定だ。
今回の考証論争は、15日に放送された第11話の即位式シーンが発端となった。劇中でイアン大君が、独立国家の皇帝が着用する「十二冕旒冠」ではなく、諸侯国の礼法に当たる「九旒冕旒冠」を着用していた。また、臣下たちが皇帝に向かって叫ぶべき「万歳(マンセ)」ではなく、諸侯に使う「千歳(チョンセ)」を叫ぶシーンも加わり、架空の立憲君主制国家・大韓民国を設定しているにもかかわらず、独立した国家としての地位を低く描いたとして視聴者から強い批判を受けた。
論争が拡大すると、ドラマ制作陣は公式ホームページを通じて、「細心の注意を払えなかったことで発生した事案であり、視聴者の皆さまのご指摘を重く受け止めている」と公式に謝罪した。制作陣は、今後の再放送をはじめ、VODやOTTプラットフォームにアップロードされている該当回の音声と字幕を即時修正すると発表していた。
こうした考証ミスの騒動の中でも、同ドラマは16日に放送された最終回(12話)で、ニールセンコリア基準で全国13.8%、首都圏14.1%を記録し、自己最高視聴率で幕を閉じた。
WOW!Korea提供






