「取材レポ」実力派バンドCNBLUE ロックからバラードまでバランスのいいセトリでファンを魅了!待望のアリーナツアー「2026 CNBLUE LIVE ‘3LOGY’ IN JAPAN」開催

韓国の実力派バンドCNBLUEがことし1月にリリースしたフルアルバム「3LOGY」を引っ提げたワールドツアーを敢行中。ソウルを皮切りに台湾やオーストラリア、マレーシアなどを巡り、7月にはヨーロッパ公演も決まっている。世界中から熱い支持を受けるCNBLUEが5月3日(日)に神奈川・ぴあアリーナMMで「2026 CNBLUE LIVE ‘3LOGY’ IN JAPAN」を開催した。

会場が暗転し、三方向からセンターステージへと歩みを進めるヨンファ、ミンヒョク、ジョンシン。ファンの大歓声と拍手が響き渡る中、オープニングは「Ready, Set, Go!」からスタート。ベースのジョンシンが「YOKOHAMA!Are you ready?」とあおり、メンバーもファンも最初からエンジン全開でステージを盛り上げる。

ボーカルのヨンファは「最初からめちゃくちゃ熱いですね!みなさん、待っていてくれてありがとうございます。僕たちも本当にきょうを待っていました。感無量です。最後までよろしくお願いします!」と意気込む。前日の公演から「バランスいいね」というフレーズにハマっているヨンファが「やっぱりみなさんと僕たちはバランスいいね!」とうれしそうに話すと、ジョンシンが「昨日は30回ぐらい言ったから、きょうは50回ぐらい言うと思います(笑)」とツッコみ、会場を笑わせた。

韓国で数々の音楽フェスや大学祭に出演し、今では“出演オファーNo.1バンド”とも呼ばれるCNBLUEだが、公演中にヨンファが発する「Everybody!뛰어!(略して“エバティ”)」という掛け声がSNSなどでも注目を集めている。「“エバティ”は『みんな!跳べ!』という意味です。きょうも最後までずっと“뛰어”しましょう!」と、ファンに呼びかけた。さらにジョンシンは「日本のフェスでも“エバティ”したいですね。フェス関係者の知り合いがいる方は紹介してください(笑)」と、日本のフェスへの参加も熱望した。

続いて、ライブで披露するのは初めての「Nothing」やドラムのミンヒョクが作詞作曲を手掛けた「Lowkey」、“エバティ”の定番曲「99%」などアップテンポなナンバーを立て続けに披露。オープニングから変わらない会場の熱気と盛り上がりに「いやー、みなさんすごいね!熱いね!」と口々に感嘆の声を漏らすメンバーたち。「みなさんの顔がとてもキラキラしていて心から楽しんでくれているのが伝わります。本当にエネルギーをもらえます。ありがとうございます」と、ファンの盛り上がりを喜んだ。

ファンからもらった気持ちを歌詞に乗せた「Bliss」を爽やかに歌い上げ、「Domino」と「Radio」ではヨンファがシンセサイザーを駆使しながらDJさながらのパフォーマンスを魅せた。「Radio」の後半には花道の端から端まで駆け抜け、最後は「CNBLUE FOREVER!」と声高らかにシャウト。久しぶりにシンセサイザーを使って準備したと話し、さらに磨きのかかったステージを届けた。そこからはファンとのコール&レスポンスが楽しい「LOVE」や「Little Things」で会場は甘いムードに一変。

前日の公演でミンヒョクが、「Little Things」を演奏しているときのヨンファの後ろ姿を見られるのはドラムの席だけの特権だ、と話していたことをヨンファが改めて説明しようと「昨日ミンヒョクが『Little Things』を歌うヨンファさんのお尻が好きとか…」と話し始めると、すかさず「好きじゃない!これ危ないよ!やめてください!きょう初めて聞いた方がビックリします!」と焦りだすミンヒョク。すると「俺のお尻好きでしょ?」とふざけだすヨンファ。さらにジョンシンも「人間は自分にないものをうらやましいと思うからね」とニヤリ。なんとか誤解を解こうと必死なミンヒョクだったが、最終的には「好きです」と降参し、ファンも大爆笑。かっこいいステージだけでなく面白いトークもできるCNBLUEのバランスの良さを証明した。

ライブもいよいよ後半ブロックへ。ジョンシンが作詞作曲した「The Temperature of Memory」をはじめ、CNBLUEの持ち味であるメッセージ性の高い楽曲「Then, Now and Forever」、「Still, a Flower」の3曲を披露。温かさを届けたいと思って制作した「Still, a Flower」についてヨンファは「人と違う部分があっても、みんな花のように輝いている存在だということを伝えたかったです。悲しいことがあっても、みなさんはいつも本当にきれいな花です」と解説した。

ライブ終盤は、怒涛の“エバティ”祭り。「To The Moon And Back」から「Between Us」、「I’m Sorry」、「Killer Joy」まで、ライブを心から楽しむメンバーに、ファンも声援と拍手で応えた。

アンコールでは、ライブグッズの黒いTシャツを着て再登場し、ヨンファのギターソロをきっかけにジャムセッション。そのまま「I’m a Loner」と「YOU’RE SO FINE」のメドレーで会場の盛り上がりもさらにヒートアップ。歌詞の「Oh baby love is you」の「you」をファンに歌ってもらう流れで、ジョンシン、ミンヒョクにもマイクを向けて楽しくなったヨンファは、続けてサポートバンドメンバー、ステージ袖にいるスタッフにまでマイクを向け、会場のファンを笑わせた。

メンバー全員で作詞作曲した「Again」では3人が感情たっぷりに歌い上げ、最後のコーラスはファンも一緒に大合唱し、会場をひとつにした。最後にヨンファは「17年間、いつもいい曲を作ろうと挑戦し続けてきました。いいライブを見せたいと思ってずっとやってきました。それがCNBLUEのモチベーションになっていると思います。いいアーティストはたくさんいるけど、CNBLUEにはCNBLUEの魅力がありますよね。みなさんがいるからCNBLUEがいます。これからも一緒に行きましょう」と感慨深げに語り、「本当にすてきな人生を作ってくれてありがとうございます。みなさんのおかげで僕たちはいい人生です。この人生をみなさんに歌います!」と、華やかなブラスサウンドと前向きな歌詞に力をもらえる「人生賛歌」でフィナーレを飾った。

 

その後、鳴りやまない拍手と歓声を受けWアンコールへ。CNBLUEのライブには欠かせない鉄板曲「In My Head」のイントロがかかるとファンは大熱狂。今からライブが始まるかのような熱い盛り上がりに喜びの表情を見せる3人。最後は、会場内に流れる「Killer Joy」のBGMに合わせて、各々リズムを取りながら、大きく手を振ってステージを後にした。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

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2026.05.14