G-DRAGON(BIGBANG)コンサート、ダフ屋の中国人を大量摘発…闇チケット論争に再び火がつく



去る14日、クロ(九老)警察署は、歌手のG-DRAGON(BIGBANG)コンサートの闇チケット取引を試みた6人を、軽犯罪処罰法違反の疑いで検挙した。警察の調査結果、その中の4人は中国人と確認された。出国が切迫していた1人には、科料16万ウォン(約1万6,000円)を賦課されて、残りの5人は即決審判に越された。

12月年末のコンサートシーズンを迎え、闇チケットをめぐる騒動が再びあらわになっている。需要と供給の論理によって、一般的な譲渡取引は許容しなければならないという意見と、犯罪予防と正しいコンサート文化のために、厳格な制裁が必要であるという立場が食い違う。


闇チケットの取引は、実際に観覧を望む観客の機会を剥奪し、関連産業全般に否定的な影響をおよぼす、社会的問題と指摘される。最近では、専門業者らがマクロプログラムで座席を大量確保した後、転売する組織的犯行も現れている。

人気歌手の公演を中心に、闇チケット取引が勢いを振るう中、これを狙った詐欺被害と共に、処罰レベルがあまりにも低いという指摘も続く。会社員のキム某氏は、「チケットを買うことができなくて、中古取引プラットフォームで闇チケットを買ったが、振り込むやいなや販売者が隠れた」とし、「お金と時間をどちらも浪費したが、販売者は十分に処罰されるかも疑問」と話した。

闇チケットの制裁過程で、主催側の過度な本人確認要求が、また別の問題と指摘されている。実際に一部の公演では、本人の購買チケットであることを立証させるため生活記録部、口座内訳、虹彩(生体認証)情報など、敏感な個人情報提出を要求した事例まで登場した。闇チケット根絶のための措置と説明しているが、消費者たちの間では「過剰対応」という反発も出ている。

(2ページにつづく)

2025.12.16