
中国の、日本文化を締め出す「限日令」の影響により、日本国籍のメンバーを含むアーティストの中国での活動が相次いで差し止められる中、グループ「LE SSERAFIM」も影響を受けた。
12日、イベント主催会社であるメイクスターは公式SNSを通じて、「今月14日に実施予定だった「LE SSERAFIM」の1stシングルアルバム『SPAGHETTI』ファンサイン会およびフォトイベントは、不可抗力により、関係部署との慎重な議論の結果、やむを得ず中止を決定した」と明らかにした。このイベントは中国の上海で開催される予定だった。
メイクスターは、「イベントに関して決済されたすべての注文は、別途の払い戻し申請手続きなしに、システムを通じて自動的に全額払い戻しされる予定だ」と付け加えた。
最近、中国では日本国籍のメンバーが含まれる多国籍「K-POP」グループを中心に、公演やファンイベントの中止が続いている。日中関係が硬直した状況で、中国当局がいわゆる「限日令」と呼ばれる日本関連の活動制限措置を強化したのではないかという観測も提起されている。
先月から日本人メンバーで構成されたグループ「JO1」のファンミーティングをはじめ、日本のアニメ「ONE PIECE」の主題歌を歌った歌手大槻マキ、日本を代表する歌手、浜崎あゆみのコンサート、iNKODE ENTERTAINMENT所属練習生のファンミーティングなどが相次いで中止となり、現地の雰囲気に緊張感が漂っている。
「LE SSERAFIM」は2022年5月2日にデビューした5人組の多国籍グループで、メンバーのサクラとカズハが日本国籍だ。
WOW!Korea提供






