演劇祭まであと10日、川沿いの女子大を舞台に繰り広げられるキャンパスドラマ
『逃げた女』(20)以来の単独主演で、キム・ミニが再び圧巻の存在感を放つ『小川のほとりで』は、第77回ロカルノ国際映画祭で最優秀演技賞を受賞。ソウルの女子大を舞台に、演劇祭をめぐる学生と大人たちの恋愛模様を描く群像劇。月の満ち欠けのように揺れ動く人間関係を、静かに、時にシニカルに見つめるキム・ミニ演じる主人公のまなざしが観るものに深い余韻を残す。
本編冒頭映像解禁&特製キム・ミニステッカー配布決定
今回解禁された本編冒頭映像は、舞台となる女子大のすぐ横を流れる川沿いで、キム・ミニ演じる大学講師のジョニムがスケッチをしているシーンから始まる。テキスタイルアーティストでもある彼女は、日々川の流れをスケッチし、自身の作品のインスピレーションにしている。10日後に迫る演劇祭の準備のさなか、ジョニムの担当する学生たちの演劇は、演出担当の男子学生が引き起こした恋愛トラブルで危機に陥る。そこでジョニムは臨時講師として叔父(クォン・ヘヒョ)を呼び寄せ、事態の立て直しを図るがーー。
映画の公開を記念して、主人公キム・ミニをモチーフにした特製ステッカーの配布が決定。川沿いでスケッチするジョニムの姿を捉えたデザインとなっている。※一部劇場限定 ※数量限定
また、『旅人の必需品』ver.でも好評を博した国産クラフト生マッコリ「White Monday」とのコラボレーションも決定。『小川のほとりで』の作品世界に寄り添う特別なフレーバーの生マッコリとなっており、本作が公開する12/13(土)、14(日)にはユーロスペース限定で、マッコリスタンドが出店予定。
今後の作品とのコラボレーションも決定しており、「White Monday」 ECストア(https://whitemoonday.com/)でも販売予定。上映期間中は、ユーロスペース1F〈CAFE9〉でも特別メニューとして楽しめる。
今週末12月13日(土)からついに「月刊ホン・サンス」第2弾『小川のほとりで』がユーロスペースほか全国順次公開。その後には、1月10日(土)公開の第3弾全編ピンボケ映画『水の中で』も控える。多作なホン・サンス監督の「いま」に出会える特別企画、「月刊ホン・サンス」。監督デビュー30周年を機に、劇場でしか味わえないホン・サンスの世界をぜひ堪能してほしい。
『小川のほとりで』キム・ミニが小川でスケッチ!本編冒頭映像解禁
脚本・監督・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス 出演:キム・ミニ、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、ハ・ソングク、カン・ソイ、パク・ミソ
2024年|韓国|韓国語|111分|カラー|16:9|ステレオ|原題:수유천|英題:By the Stream 字幕:根本理恵 配給:ミモザフィルムズ
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【公式サイト】https://mimosafilms.com/gekkan-hongsangsoo/
【ストーリー】
演劇祭が間近に迫るソウルの女子大学。テキスタイルアーティストであり、講師として働くジョニムは、校内の恋愛スキャンダルの穴埋めをするため、有名な俳優で舞台の演出も手がける叔父のシオンを臨時の演出家として招聘する。演劇祭に向け寸劇作りがスタートするが、学生たちの恋愛事件の余波や、ジョニムの先輩の大学教授とシオンとの新たな恋の予感など、10日の間にさまざまな出来事が巻き起こる。






