2年連続逆成長のK-POP音盤市場…”「BTS」完全体”で反騰なるか

【音盤市場を揺さぶるK-POP生態系萎縮】

業界では音盤市場の沈滞がK-POPの持続可能な成長を阻害するのではという憂慮が提起されている。業界関係者は「音盤市場の沈滞が長期化すると活動チーム数が次第に減り、ジャンルとコンセプトの多様性が消えるかもしれない」と言及した。


聴取用よりグッズの性格が濃い音盤の所蔵価値をどうやって高めるかに対する悩みも大きくなっている。大体負荷トークン(NFT)フォトカード、デジタルフォトブック連動型アルバムなど、ファンたちが望む形態の音盤政策が必要だという声が出ている。ある歌謡系事務所代表は、「ストリーミング時代でも音盤はファン結束の象徴という点は変わらない」としながらも、「所蔵価値があるコンテンツの制作がより重要になる」と強調した。

良かった点は軍空白期を終えた「BTS(防弾少年団)」の完全体カムバックという期待要因が残っている点だ。「BTS」が来年上半期に新アルバム発売を予告している中、彼らの活動が市場反騰の呼び水となるか注目されている。


キム・ジヌ音楽専門データジャーナリストは「『BTS』は毎年平均700万枚以上の音盤販売量を記録してきた」とし、「中位圏グループまでトリクルダウン効果も期待される」と展望を伝えた。続けて「日本、アメリカ、中国など3大市場を同時に反騰できるチームだという点で輸出も回復するだろう」と付け加えた。
WOW!Korea提供

2025.12.11