"忘れません、この場所が僕のSafety Zoneですから"

BTSのメンバーとして世界的な人気を誇る一方、ソロアーティストとしても独自の表現を追求し続けるJ-HOPEにとって初の単独ワールドツアーとなった『HOPE ON THE STAGE』。Solo Album「Jack In The Box」とスペシャルアルバム 「HOPE ON THE STREET VOL.1」の世界観を軸に、HIPHOP、ロック、ポップなど多彩なジャンルが融合した重厚なサウンドと緻密な照明演出、ダンサーたちとのダイナミックなダンスパフォーマンスで世界中のファンを魅了した。今回の映画では、アーティストとしてのJ-HOPEの進化を見せつけたステージだけでなく、自身の活動やステージに懸ける想いを語るインタビューのほか、リハーサルの様子、公演中にバックステージで見せるJ-HOPEの様々な表情など、劇場でしか見ることのできない未公開ビハインドシーンや、初公開となった「Killin' It Girl (Solo Version)」のパフォーマンス、さらにJIN、JUNG KOOK、Crushとのスペシャルステージも収録されている。

 

2025年に全世界16都市、33公演、52万4千人を動員し開催された、初の単独ワールドツアー『HOPE ON THE STAGE』のフィナーレを飾った、高陽総合運動場のメインスタジアムでの2日間のアンコールコンサート。J-HOPE自身が演出にも携わったという圧巻のライブシーンは、自身のルーツでもあるストリートダンスから、ダンサーたちとの一糸乱れぬダンスブレイクまで、J-HOPEがどれほどステージを愛し、音楽に全身で向き合っているかが鮮明に伝わる。また、音楽性においても、デビュー当時サウンドクラウドに投稿していたアンダーグラウンド感もありながら、BTSをJ-HOPE一人で体現し、かつ独自の音楽性も確立するという、極めて多彩な表現を示している。会場が熱狂で包まれる中、BTSの人気曲「MIC Drop」や「Silver Spoon」のイントロが流れた瞬間に起きたARMY(BTSファンの呼称)の爆発的な歓声には鳥肌が立つ。さらに、JIN、JUNG KOOK、Crushが登場するサプライズ演出も、本公演を象徴する大きな見どころである。とりわけ、12年間にわたり共にステージに立ってきたJINとJUNG KOOKが姿を見せた場面で、J-HOPEが浮かべた心からの笑顔は、長い時間を共有してきたメンバーならではの絆を強く感じさせ、2026年の完全体での活動への期待をいっそう高めた。ライブ映像だけでなく、インタビューでは、ステージにかける圧倒的な熱量から、アーティストとしての覚悟まで、現在のJ-HOPEをより深く知ることができる構成となっている。圧巻のライブパフォーマンスと素顔の対比から垣間見えるJ-HOPEの希望に満ちた、音楽好きなら誰しもが楽しめる作品である。

 

12月5日(金)からは、入場者特典第2弾となる本編から切り取ったJ-HOPEのライブパフォーマンスより貴重なシーン3つを1枚にまとめた「フィルム風しおり(3種ランダム)」が配布される。また、「発声OK！ARMY BOMBライト応援連動上映会」も12月8日(月)・15日(月)に新宿バルト9にて開催される。是非何度でも劇場に足を運んでいただきたい。