≪韓国ドラマNOW≫「テプン商事」9話イ・ジュノ×キム・ミナ、イ・チャンフンの“1万ドル賄賂疑惑”を晴らす…最高9.1、同時間帯1位=あらすじ・ネタバレ

その夜、タイの街を歩くテプンとミソンの心は微妙に揺れ動く。ミソンは「家族と離れるのは不安だけど、少し息がしやすくなった」と本音を漏らす。家計を支える“長女の重み”がにじむ一言に、テプンは「人はいつも良い人ではいられない。オ・ミソンさんは僕が見た中で一番素敵で美しい」と優しく励ます。互いの視線が絡み合い、抑えてきた想いが静かに広がる。しかし、唇が触れる寸前にミソンが「今はそんな時じゃない」と押し返し、2人の初キスは未遂に終わった。

余韻が残る中、ミソンは突然ひらめく。上司カン社長(ソン・ドンイル)の言葉「記録は記憶よりも正確だ」を思い出し、マジンを撮った写真があることを思い出したのだ。2人は慌てて写真館へ。翌朝が裁判、午後4時にはヘルメットが廃棄されるため、時間との勝負だった。ミソンはタイ語の片言で必死に交渉し、通常の6倍の料金とテプンの腕時計を差し出して夜通し現像を依頼した。


翌朝、ミソンは写真を手に裁判所へ急ぐが、途中で通行人とぶつかり、現像した写真がすべて川に落ちてしまう。一方、法廷ではマジンの裁判が進行。テプンは見積書や契約書を示し、「取引金額は1万ドルに満たない」と主張するも、証拠不十分で不利な状況に。そこへ汗まみれのミソンが駆け込み、手にしていたのは現像写真ではなく“フィルム”だった。

テプンは即座に機転を利かせ、法廷の照明を落として懐中電灯で白い壁にフィルムを投影。昼の港で撮影された日時と、マジンが職員にタバコ1カートンを渡す姿が映し出された。夕方に1万ドルを受け取ったという証言を覆す決定的証拠で見事な逆転の瞬間だった。

tvN「テプン商事」第10話は9日夜9時10分より放送される。

2025.11.09