「イベントレポ」「Stray Kids」、 韓国スタジアム入り…グローバル公演型アイドルの真髄を見せた240分



8人組ボーイズグループ「Stray Kids」がデビュー7年ぶりに初めて韓国内スタジアム公演場で単独コンサートを開き、客席を埋め尽くしたStay(ファンダム名)と遊び回った。 これで彼らは地球7周に達する距離を移動しながら繰り広げた大規模ワールドツアーの最後の瞬間を華やかに飾った。

「Stray Kids」は18~19日の2日間、インチョン(仁川)アジアド競技場で「dominATE:celebrATE」を開催した。 これは「Stray Kids」が昨年8月から約1年間、全世界34地域で54回繰り広げた自体最大規模のワールドツアー「dominATE」のアンコール公演だ。 彼らはデビュー曲「District9」から最新曲「CEREMONY」まで、これまでの活動を集大成した30曲余りで約4時間にわたり豊かなステージを飾りながら祝賀セレモニーを盛大に繰り広げた。

2日目の19日の公演で「Stray Kids」は「MOUNTAINS」「ソリクン」「JJAM」など3曲でオープニングステージを飾った後、ファンにあいさつをした。

彼らは「Stayの愛と応援のおかげで地球7周を回りながら全世界で公演することができた」とし「歴代級規模のツアーらしくアンコール公演のスケールも大きい。 仁川アジアドメインスタジアムという大きな会場でプレーできるようにしてくれてありがとう」と話した。



予熱を終えた「Stray Kids」は「District 9」「Back Door」「BLEEP」「DOMINO」「Chk Chk Boom」など強いヒップホップ曲で公演を続け、会場の雰囲気を引き上げた。

すべてのメンバーがハンドマイクを持ってラップとボーカルをこなし、揺るぎないライブの実力を誇った点が印象深かった。 全世界各地の大規模公演会場をまるで「道場破り」のように立ち回る「公演型アイドルグループ」らしい。

「掌握する」という意味の「dominate」と「噛む」という意味の「ATE」を結合したツアー名に合わせて歯の形を形象化して製作した突出舞台は、「Stray Kids」特有のエナジェティックなステージを見る面白さを加えてくれた。

続いたユニットのステージではハンとフィリックスが強烈なラップで「Truman」を歌い、チャンビンとアイエンが涼しい疾走感が際立つ曲「Burnin Tires」で自由奔放な魅力を表わした。

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2025.10.20