本作は、アーケードゲーム『星と翼のパラドクス』を原作として制作を開始。原作の設定と世界観を踏襲し、静野監督のコンセプトを元に制作陣・脚本家と共に生み出した完全オリジナルストーリー作品。登場人物は全て新たに設定し、原作同様に貞本義行がキャラクターデザインを担当しております。
そして、ミュージシャンを目指しながらも不確かな未来に悩む地球の高校生、主人公・ヨウの声を演じるのはJO1のメンバーとして活躍する一方、俳優そして作詞・作曲を手掛けた楽曲を公開するなど活躍の幅を広げてきた白岩瑠姫、ヨウが出会う、宇宙に浮かぶ星<巡星(めぐりぼし)>でロボット整備士として暮らす少女・ラコ役に白石晴香、物語の鍵を握る謎の研究員・キザナ役を務めるのは、「けいおん!」の秋山澪役をはじめ、アニメ「キングダム」の羌瘣役、ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」のオルフェーヴル役など、幅広い作品で活躍する日笠陽子が務めます。また主題歌は、白岩瑠姫がセルフプロデュースしたRUKI名義で書き下ろした「巡星」(めぐりぼし)に決定。
この度、本作のメインキャストとなる白岩瑠姫(JO1)、白石晴香、日笠陽子が最速上映プレミアムイベントの舞台挨拶に駆け付け、本作の制作秘話やアフレコ時のエピソードなど見どころを語ると共に、RUKI(白岩瑠姫)による主題歌「巡星」を観客へのサプライズとして初披露しました!
長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』(8月22日公開)の最速上映プレミアムイベントが8月13日に都内ホールで実施され、白岩瑠姫(JO1)、白石晴香、日笠陽子、脚本家・西田シャトナーが登壇した。
満員御礼で迎えたこの日。ミュージシャンを目指しながらも不確かな未来に悩む地球の高校生・ヨウを演じた白岩は「まさか自分が主演で声優をやらせていただくとは思っていなかったので、お話を聞いたときはビックリ。それにプラスして主題歌を作るという2つの初めてをやらせていただいたのでプレッシャーを感じました」と声優初挑戦を報告。完成作については「自分の作品なのにムチャクチャ感動。それを皆さんに観ていただけるというのが幸せです」と胸を張った。
巡星(めぐりぼし)でロボット整備士として暮らす少女・ラコ役の白石は、本作について「それぞれの人生が重なり合うのが一つのポイント。不思議な出会いから始まるめぐり逢いの奇跡的な物語が、観てくれる方々それぞれの人生に重なるだろうと思います」と共感を呼ぶ作品だと述べた。
物語の鍵を握る研究員・キザナ役の日笠は「誰が正義で誰が悪なのか?それは視点によって変わるし、全体を俯瞰して見た時に誰が正しいのかなんてわからない。それを決めるのは歩んでいく先々の未来の人たちの思い。そんな事を感じさせる物語」と壮大なストーリーであることを紹介した。アーケードゲーム『星と翼のパラドクス』を原作としながら、設定・世界観を大切に全く新しい物語として誕生させた脚本家の西田は「人と人とが繋がる。しかもゲームの登場人物とプレイヤーが繋がることでお互いが実在していく。そこが原作の核心。本作もアニメーション映画という架空のものではあるけれど、映画の世界と私たちの現実世界が繋がることで真実になる。そんな出来事が起こればいいなという思いを込めて作りました」と狙いを述べた。
そんな中、白岩がRUKIとして、バンドを携えて主題歌『巡星(めぐりぼし)』をサプライズ生歌唱。ソロライブさながらの迫力のパフォーマンスに会場は拍手喝采、共演者も「鳥肌が止まらない!」と歓喜する中、白岩はオーバーに膝をガタガタさせながら「ムチャクチャ緊張しました。ヤバいです。カッコつけてはいましたが、正直緊張しました。でも今日は一人ではなくバンド仲間もそうですし、共演者の皆さんもいるし、温かく見守ってくださるみなさんがいるので何とかできました」と大役終了に胸を撫でおろしていた。
本作のタイトル「アズワン=ひとつになる」にちなんで、「自分にとって切り離せないもの」を発表。日笠は「声優業」、白石は「お風呂上がりのアイス」、西田は「妻」と回答。白岩は「音楽」といい「普段からダンスを踊って歌っているので、自分と音楽とは密接に繋がっている。小さい頃から音楽に励まされて生きてきたし、いまだに色々なジャンルの音楽を聴いて癒されています」と話した。
また、将来に悩む10代のヨウにちなんで10代の頃に悩んでいた事をそれぞれ発表。10代の頃から声優業を始めていたという白石はヨウの葛藤に共感し「声優という仕事を通して、届けたい!という気持ちだけが自分を支えていました。あの頃の自分が続けることを頑張って良かったと思います」としみじみ。パラパラ世代という日笠は「パラパラダンスを覚える事が出来なくて…。パラパラが踊れなかったのが当時のコンプレックスでした」と照れ笑いで、西田は「いまだに悩み続けている…」と笑わせた。一方、白岩は「モテたい…。男として生まれてきたら、モテる人生もカッコいいだろうなと思っていた」と明かし、現在も「まだまだいくっす!いつ止まろうかな?と考えているくらい」とモテ願望は今も強いと告白していた。
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