J-HOPEのワールドツアー大長征を締めくくる公演であるだけに、ARMY(ファンダム名)は歴代級の呼応で会場を埋め尽くした。 耳が裂けるほど大声を上げ、主要歌詞をAIのようにはっきりと合唱するなどワールドクラス「BTS」に劣らないワールドクラスのファンダムらしい姿を見せた。
J-HOPEは初テーマ「野望」で初ソロアルバム「Jack In The Box」の収録曲を披露した。 枠を破って自分だけの音楽の世界を構築した初期のソロアーティスツとしてのアイデンティティと内面の熱望をステージの上に取り出した。 「STOP」に続きダブルタイトル曲「MORE」に至るまで、ARMYたちの情熱的な呼応にJ-HOPEも明るい笑みを浮かべた。 それはJ-HOPEが「今日は尋常ではない」と言うほどだった。
続く「夢」テーマでは「Locking」「House」「Popping」など多様なジャンルのダンサーたちと共に飾るステージを通じてJ-HOPEの音楽的ルーツであり原動力であるストリートダンスの本質を盛り込んだ。 「on the street」をはじめ「lock / unlock」「i don't know」までJ-HOPEは自由奔放な振りで舞台を飛び回った。
「i wonder...」のステージではサプライズゲストが登場した。 2日前に除隊したJUNG KOOKが舞台に上がったのだ。J-HOPEはJUNG KOOKと一緒に熱唱した後、JUNG KOOKにマイクを渡した。 JUNG KOOKはソロ曲「Seven」を披露し、途中にJ-HOPEが再び登場しラップパートをこなすなど義理堅い姿を見せた。 JUNG KOOKは「ARMYの皆さんにとても会いたかった」と感想を明らかにした後、「久しぶりに皆さんの前でステージができて嬉しい」と言って微笑んだ。
「期待」のテーマではJ-HOPEの現在と未来を見せる曲を届けた。 公演当日の13日にリリースしたほかほかの新曲「Killin' It Girl, feat.GloRilla」」のステージを全世界で初めて公開し、3部作プロジェクトである「MONA LISA」「Sweet Dreams」まで今年披露したソロ曲を披露した。 この日初めて公開された「Killin' It Girl」はJ-Hopeらしい、J-HOPEならではの、そうでありながらもJ-HOPEの魅惑的なセクシー美をよく盛り込んだ曲とパフォーマンスだった。 特に、女性ダンサーと一緒に行ったペアの振り付けは、ひやりとする魅力まで与えた。 ここに「BTS」メドレーが加わり、以後完全体カムバックに対する期待感を高めた。 続いた3曲では全観客が席から立ち上がって走りながらステージを楽しんだ。
アンコールは、「BTS」デビュー12周年記念日当日に開かれた公演であるだけに、特別に準備した。 アンコールの最初の曲として、「BTS」の代表曲「Spring Day(春の日)」を選曲した。 ここに“長兄”JINが舞台にサプライズで登場し、J-HOPEと共に熱唱した。 JINとJ-HOPEが両手を握って一緒に歌う姿は、濃い感動と余韻を与えた。
WOW!Korea提供