そのように2人の関係が明らかになった後、2人の恋愛は一層自然になった。ウィジュンは復職したクムジュのためにソウルにいる先輩にアルコール依存治療を直接頼むなど、依然として禁酒挑戦を応援する心強い協力者として共にし、日常の中でもお互いに向けた気持ちを着実に積み重ねていった。
こうした中で、各自の日常には思いもよらないことが押し寄せてきた。復職以降、昇進の可能性まで言及されて順調だったクムジュの前に上司のスソクが障害物として登場したのだ。過去に会食の席でのことを問題にして暴行罪で訴えると言い出し、これを撤回する条件で酒席対決を提案した。クムジュは最後まで耐えながら、かろうじて危機を乗り越えたが、再び酒を飲んだ事実は簡単に消えない苦々しさを残した。
また、その日の夜、クムジュはウィジュンが自分を失いたくないという意味深な言葉を切り出した後、海の中に歩いて入っていく不思議な夢を見た。驚いて目覚めたクムジュは、海辺に1人で横になっていて、久しぶりに飲んだ酒の威力を実感した。
一方、ウィジュンは行方不明になった父親に対する手がかりを追った。医療ボランティアに行った先輩から、私設の老人ホームでウィジュンの父親に似た人物を見たという情報提供を受けた。すぐにその老人ホームを訪れたが、返ってきた答えは「該当患者はいない」という言葉だけだった。
しかし、老人ホームの内部で怪しい動きが捉えられた。看護師長のヘミ(ペ・ヘソン)が院長と一緒に向かった地下空間で、ウィジュンの父親がいた。
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