tripleS
K-POP初の24人組ガールズグループのtripleSは「Are You Alive」を披露し、壮大で力強いパフォーマンスで観客の視線を釘付けにするような存在感で観客の心を掴んだ。続く「Girls Never Die」では、困難に直面しても立ち上がり続ける少女たちの強さと連帯感を描き、「諦めないわ」、「倒れても起き上がる」といったポジティブなフレーズが印象的。24人が一体となって表現する力強いパフォーマンスで会場のすべての目を奪った。
JO YURI
元IZ*ONEのメンバーで、ソロアーティストとして活動中のJO YURIは、ファンの「ユリー!」という声が飛び交う中、メインステージの下からゆっくりと姿を現し、ファンコンサートでしか披露したことのない「犬と猫の時間」を披露。リズミカルなサウンドと透明感のある歌声で、聴く人の気分を晴れやかにした。歌い終わると「KCONersの皆さんにどんな曲をプレゼントしようか悩んだ末に、KCONのステージでリリース前の曲をお聞かせできれば良いなと思い準備しました」と選曲理由を語り、日本語では「どうですか? 歌良かったですか? ありがとうございます!」と伝え、日本のファンを喜ばせた。
続いて、ダンサーとともにアップテンポナンバーの「Love Shhh!」をパフォーマンス。軽快なリズムとファンキーなギターサウンド、伸びのあるはつらつとした歌声で観客の心を晴れやかにした。
D-LITE(DAESUNG)
この日のトリを務めたのは、K-POP界のレジェンドBIGBANGのメンバーD-LITE(DAESUNG)。「KCONはじめまして!」と高々と響くあいさつでステージに登場すると、2025年4月8日に発売されたばかりの「Universe」を披露。パワフルなロックサウンドと、天を突き抜けるかのようなハイトーンボイスで会場の空気を一変させ、まさにレジェンドの名にふさわしい存在感を示した。
歌い終わると、「皆さんこんばんは。日本ではD-LITEという名前で活動しているDAESUNGです」と丁寧に日本語で自己紹介。「僕のステージは、かっこいいステージを見せる人ではないかもしれませんが、一緒に楽しみたいし、踊りたいし、歌いたいし、歌手にとって皆さんと一緒に過ごす時間が一番価値がある時間ではないかと思いながら次の曲を持ってきました。みんなで歌いながら踊れる曲を持ってきました。もし良かったら一緒に歌ったりできればと思います」と伝え、トロットジャンルの「Look At Me, Gwisun」のステージへ。指を丸にして手を回す振り付けでは、観客も一緒に踊り、会場は一体感に包まれた。
最後は、エネルギッシュなロックサウンドが魅力の「WINGS」。DAESUNGの力強い歌声で、困難を乗り越えて自分の翼で飛び立つ決意を表現。DAESUNGの親しみやすいユーモアあふれるキャラクターで会場中に笑顔が広がった。
最後は出演者がステージに登場し、「レッツKCON」と叫んで会場は一体となり、感動と熱狂のうちに幕を下ろした。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC.)
「KCON JAPAN 2025」(C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved