「ENHYPEN」、どうやって「コーチェラ」を虜にしたのか…「公演型アーティスト」の真価証明



「ENHYPEN」が「コーチェラ」を虜にした秘訣は何だろうか。彼らはすでにボーカル、パフォーマンス、ビジュアルの3拍子をすべて備えた「オールラウンダー」として評価されてきた。「コーチェラ」は「ENHYPEN」の強みをひと目で確認できる機会だった。ロック、ダンス、ニューウェーブ、ハイブリッドヒップホップなどジャンルを選ばない彼らの幅広い音楽のスペクトルが、「コーチェラ」で噴出された。「公演型アーティスト」としての真価が集約され、特に強烈な印象を残した。
また、徐々に拡張された「ENHYPEN」のワールドツアーの規模も今回の「コーチェラ」のステージを成功に導いた要素のひとつだ。彼らは2022年のオリンピック公園ハンドボール競技場で初のワールドツアー「MANIFESTO」の幕を開けてから3年も経たないうちに、アメリカと日本のスタジアムに入城するという記録を作った。インディオの砂漠地帯で開催され、周囲の環境の影響を多く受ける「コーチェラ」の野外ステージの特殊さが、「ENHYPEN」にとっては危険要素にならなかったわけだ。

BELIFT LABの関係者は「何より、じっくりと実力を積み重ねてきた『ENHYPEN』の努力と真心、ファンの方々が送ってくださった応援が大きな力になった」として「メンバーが数か月間新しいアルバムと『コーチェラ』公演の準備に邁進しながら辛そうな姿を一度も見せなかった。『エンジン(ENGENE:ファンダム名)を思うと立ち止まることはできない』と話した」と伝えた。
一方、「ENHYPEN」は6月5日、6thミニアルバム「DESIRE : UNLEASH」で7か月ぶりにカムバックする。ワールドツアー「WALK THE LINE」も続く。「ENHYPEN」は6月、タイ最大規模の公演場であるラジャマンガラ国立競技場、7月と8月には日本のスタジアムのステージに立つ。8月と9月にはアメリカとヨーロッパの10都市で12回の公演を行う。

2025.04.22