キム・スヒョン側は、「虚偽事実」とこれを否定したが、「カセ研」は2人の写真と、キム・スヒョンが、キム・セロンさんに送った直筆の手紙、映像などを公開してこれに反論した。
議論が持続している中、キム・スヒョンが出演していたバラエティーと次回作はもちろん、広告界でも非常事態になった。「Good Day」の制作陣側は今月17日
、キム・スヒョンの出演分について「最大限編集することに決めた」とし、「個別の収録過程は放送されない予定」と立場を明らかにした。
そしてグローバルOTT(オンライン動映像サービス)のDisney+は、熟考の末、ことしの期待作に挙げられた「ノックオフ」の公開を保留した。当初、ことしの上半期ラインナップに名を連ねていた同作品は、お蔵入りの可能性までも予想されている。
争点は、未成年との交際疑惑である。熱愛説自体を否定したキム・スヒョン側は、今月14日に公式報道資料を通じて「キム・セロンさんが成人して以降である2019年夏から、2020年秋まで交際した。キム・スヒョンが、未成年時代のキム・セロンさんと交際したというのは、事実ではない」と明らかにした。遺族側は、「カセ研」を通じて、これに反論している。
キム・スヒョンとキム・セロンさんの遺族側はそれぞれ法的対応を示唆して真実攻防を続けていっている。しかし議論が長期化されるほど、世間は背を向けている。両者歩み寄ることができず、葛藤が繰り返されるたびに、世間が知らなくても良い私的な領域まで侵されていく。故人の元恋人、元夫と主張する人々まで登場した。
大衆文化評論家のキム氏は、早い真相究明が必要だとし、「無差別暴露戦はむしろ法的争いだけを高める可能性が大きい。これが繰り返されるほど、キム・セロンさん、キム・スヒョン2人の名誉だけ毀損(きそん)される」と憂慮した。
一方、キム・セロンさんの遺族の法律代理人である代表弁護士は、今月27日午後1時30分から、ソウル某所で記者会見を開き、未成年交際疑惑に対する立場を明らかにする予定だ。
WOW!Korea提供