チュ・ジンモ:今は若い俳優さんもたくさん出てきているので、主人公までは求めていませんが、いろんな作品を観る中で、主人公でなくてもインパクトのある役がありますよね。悪役でも、ちょっと出てきて通りすがりの役でも、視聴者にメッセージを伝えられる役に興味があります。以前は極悪な悪役を演じることはありませんでしたが、今ならそんな悪役でも演じられるのではないかと思います。短い出演でも人の感性を刺激するような、カリスマ性を持ったインパクトのある役を演じてみたいです。
Q 新しい作品はもう決まっていますか? 日本のドラマや映画などに挑戦してみたいですか?
チュ・ジンモ:お休みをしている間にもいくつか作品を提案していただいたのですが、その時はまだ俳優として準備ができていない状態だったので、オファーをお断りしていました。今年になって、俳優活動を再始動しようと決めたので、そのうち新しい作品でごあいさつできるのではないかと思います。日本の作品については、日本語を話すことができませんが、チャンスがあれば日本の作品にも挑戦してみたいです。
Q 今年、俳優として再始動されるわけですが、お休みしている間にほかの俳優さんが活躍している姿を見て焦りなどはありませんでしたか?
チュ・ジンモ:以前共演した俳優たちや同僚、後輩が頑張っている姿を見ると敬意を込めて拍手を送りたくなります。共演した頃は新人だったけど、今では大スターになっている俳優もいますが、そんな風に頑張っている姿を見て、焦りとか不安に感じることはありませんでした。僕は家族を持って忠実に生きようと思いましたし、家族を持つことで新たな楽しさや幸せを感じていたので。それに、今も頑張っている同僚の姿を見ると僕にも居場所があるんだなという気持ちにさせてくれて、自分を奮い立たせてくれる存在になっています。
Q 演技について芸能界の友人に相談しますか?
チュ・ジンモ:お休みをする前は演技について相談していたのですが、家族を持ってからは以前のようにお酒を一緒に飲みに行ったりすることはなくなりました。それに、僕が何か演技について話したらそのアイデアを取られちゃうかもしれませんし(笑)。それは冗談で(笑)、今はプライベートで会うことは少なくなり、運動するような場所…ジムで会ったりすれば軽く話すくらいです。
Q 日本でファンミーティングをすることになったときの周りの反応はいかがでしかた?
チュ・ジンモ:ファンミーティングをすることになったとき、たくさん祝福されました。でも、「なんで日本から始めることにしたの?」と言われたりしましたが(笑)、僕が芸能活動を再開する最初の場を日本にしたのは、今でも僕のことを変わらず覚えていてくれる人たちの前で俳優として戻ってきたいと思ったからです。韓国ではお休みをしていたとしても記事が出ますし、YouTubeでも奥さんがアップしてくれるので楽しんで見てくれる方が増えています。日本の方もコメントしてくれていますが、昔(韓流から僕のことを応援してくれているファンの皆さんに、ずっと待っていてくれてありがとうという気持ちを一番に伝えたいと思い、日本でファンミーティングをすることになりました。
Q 2025年の目標はありますか?
チュ・ジンモ:ファンの皆さんにお会いしますし、そのファンの皆さんのためにも、俳優として一生懸命活動しなければなりませんよね。それが目標です。
Q 今回のファンミーティングをきっかけに、これからも日本にたくさん来てくれますよね。
チュ・ジンモ:呼んでくださればいつでも来たいと思います。プライベートでもゴルフ場についてはわかりますが、ほかにもたくさんの情報があればいろんなところに行きたいです。
Q 日本のファンとやってみたいことはありますか?
チュ・ジンモ:ファンミーティングを通してファンの皆さんとコミュニケーションを取ることが多いと思うのですが、これからは以前よりもっとお互いに近づいていけるような場が作れればなと思います。僕が料理やゴルフ、釣りを教えても良いですし、そんな風に身近でいて親近感を感じてもらえる存在になってファンの皆さんと一緒に過ごせていければと思います。
Q 最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
チュ・ジンモ:長い間お待たせしました。またこうしてチュ・ジンモが戻ってきました。お休みしていたので、その分また俳優として皆さんに感動や喜びを与えられるよう一生懸命頑張りたいと思います。楽しみにしていてください。ありがとうございます。
取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)