【単独インタビュー】「OnlyOneOf」、お互いの第一印象からあのヘアスタイルについてまで語りつくす

Q. 3月の東京、大阪公演を皮切りに、アメリカ、ヨーロッパ、さらにアジアやオセアニアまで約4カ月間にわたって多くの公演を行い、ワールドツアーを展開されましたが、このツアーを通して得たものや、その感想をお聞かせください。

JunJi:僕はメンバーの感想が気になります。その中でもRieさんの感想が気になります。ツアー公演をしながら、たくさん泣いたんですよね。
Rie:個人的に、僕が生きていてこのような職業を選ばなかったら、こんなに色々なところに行くことができなかったのではないかと思います。ある意味、ファンの方々が僕たちを好きでなかったら、僕たちが一生会えなかった方々なのに、そのように遠くまで訪ねてきて応援してくれるありがたい気持ちが大きかったです。本当に感慨深かったです。
JunJi:毎回アンコールの時、振り返って泣いていましたよね。それで、「兄さん、何してるんですか?」と近づくと、シクシク泣いていて…
Mill:僕が歌手として目標を決めたとき、2番目の目標はワールドツアーをすることでした。台湾ではファンの方々がこれまで僕たちが公演してきた姿を映像に盛り込んでサプライズで流してくれましたが、それを見て涙が流れました。ファンの皆さんの愛とサポートを感じることができて、本当に感慨深かったです。
YooJung:先ほどメンバーたちが言ったように、生まれて一度も経験したことのないことをワールドツアーを通じて経験し、多くのlyOnの方々と出会えたことや多様な場所を訪れることができたのは、本当に良い経験だったと思います。


Q. 最近、個人インスタグラムを開設されました。それぞれのIDをどのように設定したのか、その背景や意味について教えてください。

YooJung:僕のIDは「yoocopie」です。名前の「YooJung」の「Yoo」と韓国のチョコパイというお菓子を掛け合わせました。チョコパイは韓国では「情(ジョン)を分かち合う」という意味もあるお菓子で、僕の名前が「Yoo Jung(ユ・ジョン)」なので、言葉遊びで「yoocopie」にしました。
Nine:僕のインスタIDは「noventanine」です。1999年生まれなので、「9」を意味する「Nine」を使いたかったのですが、「Nine」が含まれたIDが多く、使えませんでした。そのため、「9」を意味する他の言葉を探すことにしました。本当に「9」を意味する単語が含まれている全世界の映画を見ていたところ、スペイン語で「90」を意味する「Noventa」を見つけました。「90」の「Noventa」と「9」の「Nine」を合わせて、「noventanine」にしました。
KB:僕のIDは「kowabooonga」です。「KB」を入れつつも意味のある名前を探していて、サーフィンで波に乗るときの気持ちよさを表す「万歳」という意味の「コワブンガ」という言葉が気に入りました。ちょうどサーフィンが好きなので、ぴったりだと思い「kowabooonga」にしました。
JunJi:僕のIDは「no.junji」です。かつてキャラクター名をすべて「JunJiではありません」、「JunJiじゃないです」、「JunJiじゃないですか」などとつけていたことがあり、そこから「NoJunji(JunJiではありません)」にしました。また、祖父が「No.1になれ」と言っていたことを思い出し、No.1の「No」とJunJiを掛け合わせて「no.junji」にしました。
Rie:僕のIDは「hooopixx」です。僕の本名がイ・ソンホなので、名前の「ho」と写真を意味する「pix」を合わせて最初は「hooopix」にしました。写真が複数であることを表すためにxを加え、「hooopixx」にして、「ソンホの写真たち」という意味にしています。
Mill:僕のIDは「millionysl」です。本当は「million」だけにしたかったのですが、既に使われていて、名前の頭文字「ysl」を加えて「millionysl」にしました。MillとlyOnが一緒に含まれているようで気に入っています。


Q. 「OnlyOneOf」さんのスタイリングを見ると、さまざまなヘアカラーやスタイルを試されてきましたが、これまでで一番気に入ったスタイルや、それにまつわる面白いエピソードがあれば教えてください。

JunJi:この話については、あの頃の髪型が本当に気に入らなかったのですが、「視覚放棄カット」と呼ばれる前髪が目を覆うスタイルをしていました。ところが、僕の独特なヘアスタイルのおかげで、多くの方々に気づいてもらえました。一度、撮影監督がトイレで僕の髪だけを見て、「あなた、JunJiじゃないの?」と声をかけてくれたこともありました。そんなエピソードが思い浮かびますが、その時の髪型は面白かったし、思い出もたくさん残っているスタイルだったと思います。
YooJung:僕もJunJiに負けず劣らず、ヘアスタイルに関するエピソードが本当に多いですが、かつてすごく髪が長かったことがありました。その時、しゃぶしゃぶを食べに行ったのですが、ある男性に突然名刺を渡され、「結婚しているの?」と聞かれました。それで年末にパーティーがあるから、もし結婚していなかったら参加しないかと聞かれました。調べてみたら、その会社は結婚適齢期の女性を対象に、パーティーで男性とつなげるサービスを提供しているらしいのです。しかし、僕を女性だと勘違いして、その名刺を渡してくれたんです。また、運動をしに行った時に、更衣室で髪が邪魔だから結んで着替えていたら、ある方がドアを開けて入ってくる時に、僕が女性だと思ってとても驚いていました。
Mill:JunJiさんとYooJungさん、2人合わせて目が1つしかなかったです。2人とも一番ユニークな髪型をしていました。

Q. メンバー同士の関係について伺いたいです。お互いの第一印象はどうでしたか?初めて会った場所やきっかけ、そして「OnlyOneOf」という特徴的なグループがどのように形成されたのか、その過程について教えてください。

Mill:Rieさんとは、オーディションを受ける日に初めて会いました。実は他のメンバーよりも最初に出会ったんですが、その時のRieさんは田舎から上京してきた大学生のような初々しい雰囲気で、とても親しみやすかったです。僕も地方出身だったので、自然と親近感が湧いたのを覚えています。その日、Rieさんが僕より先にオーディションを受けたんですが、なんと2~3分で出てきたんです。「あの人は落ちたかな?」と思った僕は、「自分はしっかりアピールしよう」と決意してオーディションに臨みました。でも、僕がオーディションを終えて外に出た時、Rieさんはまだ靴紐を結び終わっていないくらい早く終わっていて、二人とも落ちたかもと少し心配になりました。別れ際に「また他の会社で会えたらいいですね」と話していたのですが、後日事務所から連絡があり再び会えた時は本当にびっくりしました。
Rie:僕もオーディションがあっという間に終わったので、合格するかどうか全く見当がつかなかったんです。だから再会した時は本当に驚きました。
JunJiの第一印象についてですが、彼はとにかく「練習の虫(練習ばかりする人を意味する韓国の表現)」という印象が強かったです。練習を始めたばかりの頃、いつも練習室で鏡の前に立ってダンスをしている姿が印象的でした。その様子を見て、「この人は何をやっても成功するだろう」と感じました。
JunJi:僕がKBさんを初めて見た時、「わぁ、俳優みたいだな」と思いました。少し俳優のソン・ジュンギさんに似ている雰囲気で、とても静かな人に見えました。でもある日、友達のように話せる時間があり、KBさんが急に面白い話を連発し始めたんです。その時、「この人は意外と面白いんだ」と新たな一面を発見しました。
KB:Nineの第一印象は、とても礼儀正しい人だと思いました。最初は兵役を終えたのかなと思っていたのですが、実は高校生だと知って驚きました。しかも、方言の強い純朴な高校生で、「この方言を直すのは少し大変そうだな」と思った記憶があります。
Nine:それで、終わりですか?
KB:はい、終わりです(笑)。
Nine:僕がYooJungさんを見た第一印象は、メンバーの中で一番怖そうな人だと感じました。でも怖そうだけど、一番早く仲良くなりたいと思わせてくれる人でもありました。ダンスレッスンの時、YooJungさんが僕にいたずらをしてくれたのがとても嬉しくて、仲良くなりたいと思いました。親しくなった今でも、YooJungさんは柔らかいスンドゥブみたいな人だなと感じています。
Mill:YooJungさんは本当にソウルの大学生みたいな感じで、まさに"ウィーバーセクシャル"のような雰囲気ですね。
YooJung:僕がMillを初めて見た時、同じ光州出身だったのでとても親しみを感じました。第一印象は純朴で、いたずら好きそうなかわいらしい感じでした。短いおかっぱ頭で自己紹介をしながら「18歳、イ・ヨンス、55キロ」と方言を使って話す姿がとても印象的で、今でもその初々しい印象が強く残っています。今では本当に立派に成長したなと思います。

wowKorea:そんな個性豊かな「OnlyOneOf」が特色あるグループになるまでの過程はいかがでしたか?
KB:オーディションから一緒に参加して、長い時間を一緒に過ごす中で、自然とお互いに親しくなり、そのケミストリーが今の「OnlyOneOf」を形作る重要な要素となったように思います。
YooJung:僕たちは練習生時代から毎月、ダンスや歌、作詞など様々な分野を一緒に練習し、評価を受けてきました。デビュー曲を決める際も、どの曲をやりたいかをメンバー全員で話し合って決めたので、メンバー全員が本当に好きな歌を歌える環境が整いました。その過程を通して、「OnlyOneOf」としての色がだんだんとそろっていったと感じています。

Q. ラジオでの経歴も素晴らしいですが、特にYooJungさんが多くの進行を担当されていますね。ゲストとしてもたくさん出演されていますが、YooJungさんは「OnlyOneOf」の「DJ担当」としての役割があるのでしょうか?もし、メンバー全員がそれぞれグループ内で役割を担当するなら、どんな役割がありますか?また、ラジオのDJをするとしたら、どの時間帯の番組を担当したいですか?

YooJung:僕が話が上手で面白いからたくさん出演させていただけたというよりは、芸術高校出身で、芸術関連の友人が多いので、そのご縁でお声がけいただくことが多かったようです。きっとそのおかげでラジオにもたくさん出られたんだと思います。そして、実は僕よりも他のメンバーのほうが話が上手で面白いんですよ。メンバーみんなで出演したり、何人かで出演したりすると、作家さんやPDさんたちが本当に喜んでくれました。ラジオは会話の流れが大切ですが、メンバーたちは本当に話が上手ですので。
Mill:でも、僕たちがよく言われることがあるんですよ。「時間内にやってほしい」って(笑)。僕たち、話し出すと止まらなくて、質問を1ついただくと、ずっと話し続けてしまうんです。だから台本の半分も進まないことが多くて、全てを予定通りに終えたことがないんです。
Nine:台本通りに進行できるのは、大体3の1くらいですね。担当したいラジオの時間帯は?
Mill:僕は夜の9時から10時くらいがいいです。本当は11時から12時が理想なんですけど、誰かの誕生日が重なることもあるじゃないですか?その時間を奪われたくないので、9時から10時がちょうどいいかなと思います。連続ドラマが終わってから、「ラジオを聴こう」って感じでリラックスしてもらえたらうれしいです。
Rie:僕は夜の11時がいいですね。1日の終わりに、僕のラジオを聴いてもらえるとうれしいです。
JunJi:僕も夜11時がいいな。
Rie:なんで真似するの?それじゃあ10時半に妥協しよう(笑)
KB:それなら、僕も夜11時!(笑)
Nine:僕は午前1時からのラジオを担当したいです。楽しくおしゃべりしながら、居眠り運転防止のDJになれたらと思います。
YooJung:僕は朝の時間帯にして、会社員の方々の1日のスタートを応援したいです。実は最近「ミラクルモーニング」(朝6時前に起きて運動や読書などをし、自己啓発に取り組む効率的な時間活用)を実践しているんです。最初は大変でしたが、慣れてくると生活リズムが整い、体も元気になる感じがします。リスナーの皆さんに健康を広め、元気づけるDJになりたいです。

wowKorea:グループ内の役割はどうですか?
Mill:僕はラップとエナジャイザー担当です。まるでスポーツドリンクのように、エネルギーを与える役割です。
Rie:僕はチームでセクシー担当をやっています。
JunJi:僕は練習の虫担当です。
KB:僕は「OnlyOneOf」のギャル担当ですね。
Nine:僕はアゲ担当です。KBさんがギャルなので、僕は「アゲ」で行こうと思います。
YooJung:僕は…ちょっと自分から言うのは照れますが、チームのバランサーを担当しています。中立担当ですね。

Q. 最後に、「OnlyOneOf」は腹筋をどのくらいの期間維持しながら見せてくださるのでしょうか?また、今後の活動計画と日本のファンの皆さんへ一言お願いします。

YooJung:芸能人にとって必須の徳目は自己管理だと思うので、腹筋は一生お見せできると思っています。メンバーも運動を始め、みんなで一緒にトレーニングしながらお互いに教え合っているので、これからも続けていけるはずです。
Mill:今、僕たちの中では運動ブームが来ていて、体のケアを地道に続けているので、いつでも腹筋をお見せできるようなグループになれると思います。
Nine:僕たちは今回の25日から始まる日本でのスケジュールをしっかりとこなして、またFrommを通じて日本のファンの皆さんにもごあいさつする予定です。これからもFrommを通じてたくさんコミュニケーションをとっていきますし、新たな活動が決まればすぐにお伝えします。ファンの皆さんが誰よりも幸せな時間を過ごせるように努力します。本当にありがとうございます。

 

WOW!Korea提供

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2024.10.29