「取材レポ」WINNER、東京公演で日本デビュー1周年を飾る! BIGBANG&EPIK HIGHらYG先輩の曲でスペシャルステージも!

377755b56c382b671dfc7ac7dc9d719d9月6日(日)に滋賀・びわ湖ホールで、初となるホールツアー「WINNER JAPAN TOUR 2015」をスタートさせたWINNERが9日(水)、中野サンプラザにて東京公演(昼夜2回)を行い、日本デビュー1周年の喜びをファンと分かち合った。

 

昨年、9月10日にリリースされた日本1stアルバム「2014 S/S -Japan Collection-」を引っさげ、初のジャパンツアー「WINNER 1st JAPAN TOUR 2014」を大盛況で終えたWINNER。今年に入ってから、ソロとしてもリーダーのカン・スンユン(以下、スンユン)、ナム・テヒョン(以下、テヒョン)、キム・ジヌ(以下、ジヌ)がそれぞれドラマに出演し、ソン・ミンホ(以下、ミンホ)がラップサバイバル番組に出演するなど各方面で活躍し、着々と成長してきた彼らが日本のステージに帰ってきた。

 

この日は昼公演から、ぎっしりとファンで埋め尽くされ、「W」の文字をかたどったペンライトの光で、一面ブルーとなった会場に、メンバーを紹介するオープニング映像が流れた後、黒を基調とした王子様のようなキラキラ衣装を身にまとったWINNERの5人が、ステージ中央にゆっくりとせりあがって登場。2200人の悲鳴にも似た大歓声に迎えられながら、「2014 S/S -Japan Collection-」の収録曲「JUST ANOTHER BOY」「SMILE AGAIN」といったノリの良いダンスナンバーでオープニングを飾り、会場のボルテージを一気に上げた。

 

「こんにちは。僕たちはWINNERです」とあいさつした後、スンユンが「『WINNER JAPAN TOUR 2015』へようこそいらっしゃいました! 今年のツアーも熱く盛り上がっていきましょう!」と雄叫びをあげると、テヒョンは「会いたかったよ~。きょうも忘れられない思い出を作りましょう!」、ジヌは「ドキドキワクワクしています。きょうはたくさん笑って楽しく遊びましょう!」と笑顔で呼びかけた。
そして、イ・スンフン(以下、スンフン)は「きょうはWINNERとデートいいかな? Aいいよ、Bいやだ、答えは?(客席から「A!」)いきましょう!」と客席と楽しく掛け合いした後、ミンホが「盛り上がる準備はできましたか? 叫ぶ準備はできましたか? 大きく声を出していきましょう!」とあおり、次の曲へ。
ソファに座ってパフォーマンスをした「EMPTY」や「COLOR RING」では声を掛けるファンとの息もバッチリ。「BUT」では、テヒョンが「君の手を離したくないよ、独り占めにしたい」という歌詞の部分を艶っぽく歌うと、客席からは「キャー!」と黄色い声が飛び交った。
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今回もスペシャルステージでは、ソロやユニットで、所属事務所YGエンターテインメントの先輩の曲や日本語曲のカバーなどを披露し、見どころ満載。
ソロステージでは、甘い歌声でファンをうっとりさせたテヒョン、カリスマ性あふれるロッカーに変身したスンユン。この最強ボーカルコンビがユニットステージでも、確かな実力を見せつけた。今回は中島美嘉の「GLAMORUS SKY」をカッコよくパワフルに、さらに、全ての世代に愛されるグループになりたいということと、過去と未来をつなげるような歌を歌いたいからと選択した、BEGINの「恋しくて」を弾き語りでカバー。「GLAMORUS SKY」の弾けた雰囲気とは一転、「恋しくて」ではスンユンのアコースティックギター、テヒョンのエレキギターの音色に乗せた、2人の切なくも温かい見事なハーモニーが、一瞬にして会場を静まり返らせ、そのギャップでファンをメロメロにした。

 

ラップラインの2人も持ち味を十分に発揮。スンフンとミンホはGD&SOLの「GOOD BOY」を息ぴったりのキレキレダンスで魅せ、そこに今年も2NE1のボムに扮したジヌが加わり、EPIK HIGHの「UP」を。黒髪長髪でボディコン姿に女装したジヌの安定したかわいさに会場がどっと沸いた。

 

そして3人のコントがスタート。「ボムちゃん、今年も来てくれてありがとうございます」と喜ぶミンホに続き、スンフンが「肌の秘訣は?」と聞くと暗転し、ミンホとスンフンが静止。ジヌにスポットライトが当たり、地声で話し始めた。「実は僕はボムちゃんじゃない…。今回も女装って聞いて、ビックリした! まさか、まさかと思ったけど、何でいつも僕だけ!? スンユン君がギターを弾いているとき、僕は除毛を。そして、ミンホ君が帽子をかぶるとき、僕は隣で靴を選んでいた。去年のツアーでお母さんが来たけど…(泣く仕草をし)、また女装とは…」と心の声を吐き出し、その熱演ぶりに会場は爆笑の連続。
元の状態に戻り、スンフンが「僕とミンホ君の『GOOD BOY』どうでしたか? カッコよかったですか?」と会場に問い掛け、大きな歓声が上がると、再び暗転。「僕もカッコいいことしたい!!」とため息をついたジヌは「僕もしたかった。でも、最も悲しいことは何か分かる? 今の姿が嫌いじゃないわ」と愛嬌たっぷりの笑顔でオチをつけ、コント終了。さらに、イラズラっ子のような表情で、ジヌのミニスカートをめくろうとしたミンホは、ジヌのスカートを差して「安心してください!はいてますよ!」とドヤ顔で流行りのギャグまで披露し、大爆笑をかっさらった。
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他にも、テヒョン&スンフン&ミンホがEPIK HIGHの「SPOILER」を披露すると、スンユンは「ステージは良かったけれど、この曲はラップの韓国語の歌詞がいい。意味を分かって聴いたらもっと良かったです。ぜひ韓国語の歌詞を翻訳してみてください」と先輩の曲をPR。
また、5人全員で2NE1の「MISSING YOU」をミンホのラップで始まるアコースティックバージョンで披露し、原曲とはまた違う魅力を放って、スペシャルステージを締めくくった。

 

終盤はWINNERらしいカッコよく、セクシーなステージが続く。「TONIGHT」では、セクシーな腰の動きに客席から悲鳴が上がり、ファンの目をくぎ付けにした。
MCも昨年のツアーに比べると腕がグンと上がり、終始ファンを楽しませたWINNER。初日の滋賀公演と東京公演を振り返るトークでは、テヒョンがペッパーランチの肉を食べたことや、ヴィンテージの服を買ったこと、ミンホは油そばがおいしかったこと、スンフンはYGのヤン代表も好きだと聞いたので、食べてみたという天丼をそばと一緒に食べたら脂っこくなくておいしかったこと、ジヌはローソンのパンやお弁当を絶賛し、一蘭のラーメンをスープまで飲み干したことを面白おかしく語った。そんな中、スンユンも「琵琶湖を見て、海がすごいなと思ったら、コ(湖)だったんですよ! ビックリしちゃった」と無邪気に笑い、会場にひと笑い起こした。

 

そして、公演の感想を一人ずつ語っていったメンバーたち。テヒョンは「きょうで東京公演が最後だと思ったらとても寂しいです。皆さんの熱い姿を見て、僕たちが本当に愛されているのが分かりました」とファンに感謝。ミンホは「去年のツアーより今回の公演は、男性ファンが増えてうれしいです。みんなが楽しめる公演を作りたいです。一生一緒だよ!」とファンと固い約束をした。

 

ジヌは「皆さんの“キャー”とか“ジヌ”という声援は力になります。そして、INNER CIRCLE JAPAN(ファンクラブ)の皆さんは、笑う姿が本当にキレイです。きょう皆さんにハマっちゃった。愛してる」とニッコリし、ファンを胸キュンさせた。
スンフンは「僕の姉2人は、日本語が上手で、僕も姉たちから日本語を習って、子どもの頃に試験を受けたことがあるんですけど、85点でした。400点満点で(笑)。すみません。でも、今は皆さんの存在があって、目標ができました。日本語がもっとできるように頑張ります!」と力強く宣言した。
スンユンは「今回のツアーは新曲もないし、しばらく日本での活動もなかったので、不安でいっぱいでした。でも、きょう皆さんに会った瞬間、その不安は全部ぶっ飛びました。いつもそばにいてくれてありがとうございます!」と叫ぶと、会場からは大きな拍手が起こった。

 

本編ラストは、「最後の曲ですが、僕たちにとっては最初の曲です」というスンユンの曲紹介で、「GO UP」。全員大合唱で、壮大な一体感が生まれ、大盛り上がりで終了となった。
その後も、客席ではファンによる「GO UP」の大合唱が続き、興奮さめやらぬ会場。すると、BIGBANGの「FANTASTIC BABY」が会場に鳴り響き、アンコールに突入した。テンションMAXで現れたWINNERのメンバーたちの声マネにファンは大熱狂。会場が揺れるほどにヒートアップした。曲が終わり、スンユンが「僕たちにとっては皆さんがファンタスティックです」と話していると、突然スクリーンに、この1年間日本で活動してきたWINNERの写真が映し出され、驚くメンバーたち。
そして、「WINNER 日本デビュー1周年おめでとう」の文字とともに、客席のファンから「おめでとう!」と祝福の声と大きな拍手が起こる中、特製ケーキがサプライズで登場すると、メンバーたちは感激しまくり。客席をバックに写真を撮り、スンユンは「皆さんもおめでとうございます! 皆さんがWINNERのファンになってくれて、そのときから1周年ですね。おめでとうございます」と彼らしい優しさ、温かさを見せ、「INNER CIRCLE JAPANの皆さんと、日本のスタッフの皆さんがいなかったら、僕たちWINNERはここにいないです。本当にありがとうございます!」と改めて感謝の気持ちを伝えた。

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ジヌはうるっとしていたが、「僕たちは絶対泣かない。この後、次の公演があるから泣けない(笑)」とユーモア交じりに話したメンバーたちは最後までタオルを振り回しながら力の限り歌い上げ、ファンと一体となって、全22曲におよんだ感動のステージは幕を閉じた。

 

なお、この日の公演で、メンバーたちが常日頃から行きたいと言っていた沖縄・ナムラホールで10月31日、スペシャルイベント「WINNER SPECIAL LIVE IN OKINAWA」が開催されることも発表された。
一回りも二回りも大きくなり、自信をみなぎらせて日本のステージに帰ってきたWINNERの勢いと熱気が感じられる今回のホールツアーは、10月25日の北海道公演まで続く。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

▼イベント情報
『WINNER SPECIAL LIVE IN OKINAWA』
2015/10/31[土] 沖縄県 ナムラホール 開場13:00 / 開演14:00
2015/10/31[土] 沖縄県 ナムラホール 開場17:00 / 開演18:00
○席種 / チケット料金
スタンディング:7,500円(税込)
※スペシャルライブ終演後、メンバーとの集合写真を記念に撮影いたします。
※集合写真の撮影は、ご来場の方全員、参加していただけます。
※集合写真のダウンロード方法は、別途ご案内いたします。
※整理番号順の入場となります。
※出演メンバーは予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
○年齢制限:3歳以上よりチケット必要。3歳未満は入場不可。
○お問い合わせ:キョードー西日本 (092-714-0159)
○チケット先行情報
「INNER CIRCLE JAPAN」ファンクラブチケット先行抽選予約受付
【チケット抽選申し込み期間】
2015年9月9日(水)15:00~2015年9月14日(月)23:59 ※抽選
チケット抽選予約受付の対象は2015年9月6日(日)23:59までに新規ご入会(=ご入金)いただき、
登録完了メールが届いている方が対象となります。予めご了承ください。
抽選予約の詳細については

WINNER オフィシャルファンクラブ「INNER CIRCLE JAPAN」を今すぐチェック!!
http://fc.avex.jp/winner/

 

▼ツアー情報
【WINNER JAPAN TOUR 2015】
・9月12日(土) 宮城・仙台市泉文化創造センターイズミティ21 1回目:開場14:00 / 開演15:00  2回目:開場18:00 / 開演19:00
・9月20日(日) 広島・広島文化学園HBGホール 開場14:00 / 開演15:00
・9月21日(月・祝) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール 1回目:開場13:00 / 開演14:00  2回目:開場17:00 / 開演18:00
・9月23日(水・祝) 神戸・神戸文化ホール 大ホール 1回目:開場14:00 / 開演15:00  2回目:開場18:00 / 開演19:00
・9月27日(日) 神奈川・神奈川県民ホール 開場14:00 / 開演15:00
・10月9日(金) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール 開場18:00 / 開演19:00
・10月12日(月・祝) 大阪・大阪国際会議場 メインホール(グランキューブ大阪) 1回目:開場13:00 / 開演14:00  2回目:開場17:00 / 開演18:00
・10月25日(日) 北海道・ニトリ文化ホール 開場14:00 / 開演15:00
チケット料金
全席指定:¥7,900-(税込)
年齢制限: 3歳以上よりチケット必要。3歳未満は入場不可。

 

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2015.09.18