歌手兼俳優のスジ(元Miss A)、俳優のコン・ユなどが所属する事務所マネジメントSOOPが、動画サービスafreecaTVを相手に出した商標権侵害禁止の仮処分申請が棄却された。
4日、ソウル中央地裁は、株式会社マネジメントSOOPが、株式会社SOOPを相手に提起した、商標権などの侵害禁止仮処分申請を棄却した。
マネジメントSOOPが、旧afreecaTVを相手に出した仮処分申請が棄却され、旧afreecaTVは、株式会社SOOPの商標を使えるようになった。
裁判部は、「債権者と債務者の商号が似ていると見る余地はある。債権者が所属芸能人を扱う映像コンテンツなどを製作し、インターネットにアップロードしているが、芸能人マネージャー業などと債務者が営むライブストリーミングプラットフォームの運営業が、各自互いに密接な関連があると見るのは難しい」と明らかにした。
これに先立ち6月、マネジメントSOOPは、旧afreecaTVを相手に、商標権侵害禁止仮処分申請を出したと明らかにした。
当時、マネジメントSOOP側は、「当社は、2011年4月19日の設立時から、『SOOPエンターテインメント』という商号を使用してきて、『株式会社SOOPエンターテインメント』、『マネジメントSOOP』、『SOOP』の標章に対する商標権を保有している」と述べた。
それと共に、「最近、株式会社afreecaTVが商号を『株式会社SOOP(SOOP CO., LTD.)に変更し、“SOOP”の標章をCIとして採択し、使用していることを確認した。当社の商標権、商号権を侵害する行為」と指摘した。
また、「afreecaTVのこのような行為が続く場合、当社が積み上げてきた名声、信用が毀損(きそん)され、当社所属俳優たちのイメージにも否定的影響を与えることになり、このような損害は、事後的に回復できない」と、仮処分申請を出した背景に対して伝えた。
マネジメントSOOPは、所属俳優たちのイメージを守るために、断固とした対応を予告したが、裁判所に商標権侵害禁止仮処分申請を棄却され、旧afreecaTVは、株式会社SOOPを使用できるようになった。
一方、マネジメントSOOPには、スジやコン・ユなどをはじめに、俳優のコン・ヒョジン、キム・ジェウク、ソ・ヒョンジン、イ・チョニ、チョン・ドヨン、チョン・ユミ、ナム・ジヒョン、チェ・ウシク、ナム・ジュヒョクなどが所属している。
WOW!Korea提供