「取材レポ」VIVIZ ワールドツアーフィナーレを飾る日本公演 盛況裏に終了「VIVIZはこれからもずっと長く活動してくのでNa.Vもずっと私たちのそばにいて欲しいです!」

公演の後半は、さらにホットなパフォーマンスで会場を盛り上げる。「かっこ良くて、ホットなステージをお見せします」とNa.Vの期待を高めると、アップテンポでリズミカルな「LOVE LOVE LOVE」、R&Bをベースとしたダンス曲「Overflow」、ラテン系のムードに艶っぽい歌声が魅力の「Love or Die」の3曲披露し、会場を沸かせた。
3曲歌った中で一番好きな曲がどの曲なのかをNa.Vに聞いてみると「Love or Die」に大きな歓声を送るNa.Vたち。その反応を見たメンバーは、「私たちは最初、後ろ向きから始まりますが、どうりで皆さんの歓声が大きいなと思いました」と、Na.Vの熱い反応に喜んでいた。
アメリカのツアーが終わってから1か月ほど過ぎているため、「(振り付けなど)忘れていたらどうしよう、体力が追いつかなかったらどうしようと思っていたのですが、皆さんが応援してくださり、歓声を送ってくださるおかげで、エネルギッシュなステージを皆さんにお見せできます」と久しぶりにパフォーマンスすることに対して心配していたこともあり、より一層喜んでいたようだ。


もちろんNa.Vの応援もあって最高のパフォーマンスを見せてくれていたが、最近は練習をたくさんしていることもあって体力的にも疲れずにパフォーマンスできているとのこと。ウナが「最近VIVIZはなんでそんなに練習しているのでしょうか?」と意味深な質問を投げかけると、ファンの期待を高まらせた。
そして、「VIVIZの人生で欠かせない曲です」と伝えると、4thミニアルバムのリード曲「MANIAC」のパフォーマンスへ。アタック感のあるベースサウンドが会場に響くなか、イントロ部分でNa.Vがメンバーの名前を叫び、サビの「MANIAC!」と大きな声で歌うと、会場は一体感と熱気で包まれた。Na.Vの熱い反応に、メンバーは「掛け声がよく聞こえてきました! Na.V最高! 一緒に歌ってくださって本当にありがとうございます」と親指を立てて驚いていた。

VIVIZとNa.Vが一緒に楽しむ時間はあっという間に過ぎ、次で最後のステージになったことが知らされると、会場からは「えー!」と残念がる声が。最後のステージを締めくくる曲は、VIVIZの代表曲「BOP BOP!」。ラテンとディスコの楽しいリズムに、ファンも「BOP BOP」と歌って大盛り上がり。横浜ではミラーボールを使った演出があり、キラキラと輝く光にメンバーもいつも以上にテンションが上がっていた。
歌い終えると、VIVIZとNa.Vの“アイコンタクトをする時間”が設けられ、客席の照明が明るくなる。メンバーは、Na.Vたちがそれぞれ準備したうちわやボードを見て、「チューして」、「撃って」などのお願いに応えていき、最後は「ハートください」というお願いに3人で手を重ねてハートを作ったり、アメリカのツアー中に作ったという「心のハート」を3人の胸の前で作ったりして、Na.Vに愛情たっぷりのハートを届けた。

シンビは「久しぶりに日本に来て、Na.Vの皆さんをこんなに近い距離でお会いしたのですが、こうして見てみると、以前お会いした本当に会ってうれしいなと思える昔からのファンの方もいますし、初めて見るファンの方も大勢いらっしゃいます。今日の公演がNa.Vにとってどうだったでしょうか。VIVIZはこれからもずっと長く活動していくので、Na.Vもずっと私たちのそばにいて欲しいです」と伝え、ウナは「今回のツアーの中で本当にサプライズのように追加された日本公演でした。もしかしたら来られなかったかもしれなかったのですが、こうして皆さんにお会いすることができてとても嬉しかったですし幸せです。(日本語で)私たち、これからも日本によく来たいです。VIVIZの活動を応援してください」、オムジは「私たちは正式に日本ではデビューしていませんよね。日本のオリジナル曲もまだない状態です。なので、VIVIZの公演を待っていてくれるかな、頑張って応援して楽しんでくださるかなとちょっとだけ心配していました。でも今日、公演してみてこれから日本での活動もがんばれそうな気がしましたし、期待できそうな気がするし自信も持つことができました。これからはさらにたくさんの思い出を作りたいですし、皆さんにもっと素敵な姿をお見せしたいと思っています。こらからも素敵な姿で皆さんに会いに来たいと思いますし、皆さんとコンタクトをとって触れ合いたいと思っています」とメッセージを残した。
最後にウナが「いつも、待っていてくださって、私たちを応援してくださってありがとうございます。一生懸命するのでVIVIZのことをたくさん愛してくださいね」と日本語で伝えると、「ミュージックキュー!」の合図で「Fiesta」のステージへ。Na.Vと一緒にいることで幸せの絶頂を味わうことができたことを歌詞に乗せて届けた。続けて歌ったシティポップジャンルの「Overdrive」では甘い歌声を響かせ、会場を幸福感で包み込んだ。
「すぐ会いましょう!」と再会を約束し、名残を惜しみながらステージを後にすると、満足感に浸るNa.Vから大きな拍手が沸き起こった。
約2時間にわたって行われた「VIVIZ WORLD TOUR [V. hind:Love and Tears]in JAPAN」は成功裏のうちに終了。今後VIVIZは、今年中にニューアルバムがリリースされる予定だ。

取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)

 

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2024.10.03