「BTS」JIN、「NewJeans」 ハニなど出席!《GUCCI NEWS》ポストイベントレポート:クリエイティブ・ディレクター サバト・デ・サルノによる2025年 春夏 ウィメンズ コレクション

2024年9月20日(金) 日本時間 22時にクリエイティブ・ディレクター サバト・デ・サルノによるグッチ 2025年 春夏 ウィメンズ コレクションをミラノ・トリエンナーレ・デザイン・ミュージアムで発表しました。

二度とない一瞬。その瞬間をとらえ、心に刻む。それは、8月の一日の終わりに太陽が海に沈む瞬間。それは、私たちが自分自身を見出す瞬間。このコレクションは、そのようなかけがえのない瞬間をたたえます。そして、あなた自身を立ち止まらせ、そのような瞬間に誘います」サバト・デ・サルノ

2024年9月20日 ミラノ・トリエンナーレ・デザイン・ミュージアム

グッチは、引き続きトリエンナーレ・ミラノ・デザイン・ミュージアムを舞台に、この場所との関係を発展させ、ブランドのアイデンティティと美術館が体現する価値観をより強固に結びつけていきます。それは、だれもが参加できるインクルーシブで文化的な対話を育み、アート、デザイン、建築、そしてコンテンポラリーな視点の融合を目指していくものです。メンズ コレクションのショーを開催したこの素晴らしい場所、とくに美術館の膨大な作品や資料のアーカイブである「Cuore」が、今回は、ホワイトからグッチ ロッソ アンコーラへと色彩が移り変わっていくランウェイへと変貌しました。夏の夕暮れを思わせる色彩を帯びたその空間は、それぞれ異なるトーンの部屋に分けられ、独自の体験、再現不可能な瞬間を創り出しています。

「1年を経て、このコレクションは思考を巡る旅の完成した姿ともいえます。一瞬一瞬を大切に重ねながら、私はグッチに対する自分の考えを構築してきました。それは私がこだわり続けているテーラリングやランジェリー、レザー、1960年代のシルエットを通じて形作られる『casual grandeur(さりげない壮大さ)』であり、ブランドの伝統を絶え間なく探求しながらも、常に恐れることなく向き合ってきたのです」サバト・デ・サルノ

 

こだわり。ショーのオープニングを飾るのは、最もエッセンシャルでありながら平凡さと一線を画しているテーラリングです。ウィメンズとメンズのワードローブを融合させたジャケットは、裾がスニーカーにかぶさるようにカットされたパンツと組み合わされています。カラーパレットは、グレー、グッチ ロッソ アンコーラ、ホワイト、さまざまなグリーン、そしてオレンジのアクセント。ジャケットやショートパンツ、Aラインスカートの構築的なシルエットが1960年代へのオマージュを表現します。最も洗練されたシルエットを描きだすのはドレスのようなロングコートです。このロングコートはGGパターンに新たな活力をもたらし、デイリーウェアとしてデニムやタンクトップにも合わせやすいアイテムに仕上げられています。グッチのDNAの一部である光沢仕上げのレザーや、レースのドレスや少し開いたコートから覗くランジェリーも登場します。

Courtesy of Gucci

 

伝統の探求。なぜなら、「casual grandeur(さりげない壮大さ)」は、ブランド創設当初からグッチに存在していたからです。本コレクションでは〔グッチ バンブー 1947〕が主役となり、オリジナルデザインのバッグに加えて、卓越した職人技によりレザーやラッカー、アクリルガラスを用いたコンテンポラリーなディテールが加えられたバッグも登場します。バンブーからのインスピレーションは、ジュエリーへも発展しました。バンブーのフォルムを模したネックレスやブレスレットが絡みつくようにボディを飾ります。ジュエリーと同様のディテールが1990年代風の流れるようなジャージードレスやスクエアトゥのプラットフォーム シューズにも印象的なアクセントをもたらしています。ランウェイには、ミニサイズのバンブー バッグやサイドにホースビットをあしらった「Gucci 73」バケットバッグといった新作も次々と登場し、構築的でコンパクトな新しい「Gucci Go」バッグも見られます。さらに、グッチ日本上陸60周年を記念したコラボレーション プロジェクトの一環として、日本のアーティストがヴィンテージバッグを再生したOne-of-a-kind(一点もの)の〔グッチ バンブー1947〕バッグも紹介されます。

Courtesy of Gucci

 

ホースビットはシューズの中核をなすエレメントであり続け、アイコニックな〔グッチ ホースビット1953〕ローファーからプラットフォーム、クリーパー、バレリーナ、アンクルブーツへと進化を見せてきました。本コレクションの新作フラットブーツは、1960年代のムードを感じさせるソフトで包み込むようなデザインが特徴です。60年代のムードはランウェイのようなグラデーションカラーのレンズを採用したラップアラウンド サングラスにも反映されています。

Courtesy of Gucci

さらに、イラストレーターのヴィットリオ・アッコルネロ・デ・テスタが描いたオリジナルの「フローラ」を用いたスカーフが、ヘッドスカーフとして登場します。ホワイトベースに9つの花束が描かれコントラストカラーで縁取られたオリジナルデザインが、本コレクションのカラーパレットやトーン・オン・トーンによる表現を用いて再解釈されました。

Courtesy of Gucci

会場にはアンバサダーのBTS ジン、NewJeans ハニ、ガルフ、ヤニック・シナ―をはじめ、ダコタ・ジョンソン、ジェシカ・チャスティン、キルスティン・ダンスト、ジュリア・ガーナー、リナ・サワヤマ、ソランジュ・ノウルズ、マーク・ロンソン、日本から井上ヤマト、ミチ、よしあきなどの多彩なゲストが来場しました。


BTS ジン

Courtesy of Gucci 

 

NewJeans ハニ

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ガルフ

Courtesy of Gucci 

ジェシカ・チャステイン

Courtesy of Gucci 

 

ヤニック・シナ―

Courtesy of Gucci 

 

ダコタ・ジョンソン

Courtesy of Gucci 

 

キルスティン・ダンスト

Courtesy of Gucci 

ジュリア・ガーナー

Courtesy of Gucci 

 

マーク・ロンソン

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井上ヤマト

Courtesy of Gucci 

ミチ、よしあき

Courtesy of Gucci 
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