6月に除隊したグループ「BTS(防弾少年団)」のメンバーJINが、ラエティー番組から音楽活動まで幅広い歩みを繰り広げている。
音源や話題性など各種チャートを総なめして「ワールドクラス」としての地位が高まる中、彼が所有する住宅も価値が高まることで市場の関心が集まっている。
8日、不動産業界によると、JINはソウル市ヨンサン(龍山)区ハンナムドン(漢南洞)にある最高級アパート「ハンナム(漢南)ザ・ヒル」の2軒を保有している。これに先駆けてJINは2018年3月、「ハンナム・ザ・ヒル」の26坪を19億ウォン(約2億円)で購入し、10か月後に3000万ウォン(約315万円)下落した金額で売り渡したことで、財テクの実力はそれほどでもないのかと評価された。
続いてJINは2019年7月、「ハンナム・ザ・ヒル」の86坪を44億9000万ウォン(4億7000万円)で購入し、同年11月には74坪を42億8000万ウォン(約4億4900万円)で追加で購入した。その後、「ハンナム・ザ・ヒル」の価値は急騰し、財テクの実力に対する疑いはすっきり解消された。
国土交通部(日本の国土交通省に値する)の実取引価公開システムによると、「ハンナム・ザ・ヒル」の86坪は今年2月95億5000万ウォン(約10億円)で取引されて申告価を更新し、74坪は7月に93億ウォン(約9億7000万円)で取引された。JINは予想される相場差益だけで約100億ウォン(約10億5000万円)に達するわけだ。
一方、漢南洞は古くから「背山臨水(はいざんりんすい:後ろは山を背にして前は水を眺めている地形)」に南が大きく開けて富と健康を呼び集める名堂として広く知られている。