グループ「BTS(防弾少年団)」のSUGAが最近、飲酒状態で電動スクーターを運転し、論議となり、警戒心が大きくなったなか、電動キックボードとスクーターに対して、飲酒・無免許処罰を強化する内容の法案が発議された。
22日、韓国国会などによると、どもに民主党のイム・ホソン議員は、電動キックボードなど個人型移動装置(PM)の飲酒運転に対して、自動車の飲酒運転と同様に処罰するようにする、道路交通法の一部改正法律案を最近代表発議した。
現在は、PMの飲酒運転をした場合、20万ウォン(約2万円)以下の罰金や拘留、または過料に処する。自動車の飲酒運転の処罰水準は、血中アルコール濃度により、最低は1年以下の懲役または500万ウォン以下の罰金、最高は2年以上5年以下の懲役または、1000万ウォン以上2000万ウォン以下の罰金を科す。
イム議員は、現行法上、PMの飲酒運転が重大性に比べて処分が軽いと見た。PMの飲酒運転による社会的被害が増加しており、自動車の飲酒運転の取り締まり回数が多いほど、血中アルコール濃度が高いほど刑事処罰の刑量が高くなるという点を考慮し、このように明らかにした。イム議員は、昨年9月にも個人型移動装置に対する安全規制を強化する内容の改正案を発議したことがある。
この他に、共に民主党のイ・ビョンジン議員は、PMのレンタル事業者に、PMをレンタルする時に運転免許確認を義務化し、これに違反すれば、500万ウォン以下の過料を科す内容の道路交通法改正案を代表発議した。現行法上、PMは最小原動機付自転車免許以上を保有すれば運転できるが、免許がない子どもや青少年たちが共有プラットフォームを通じて運転する問題が指摘されてからだ。
このなかで、SUGAの飲酒運たんが連日論議となり、警察の調査日程にも耳目が集中している。特に同日、SUGAがヨンサン(龍山)警察署に出頭すると報道され、多くの取材陣が集まったが、これは事実ではなく、日程はまだ調節中であることが分かった。事件縮小疑惑、ファンたちの脱退要求など、依然として論議となっている部分に対して、追加の立場を明らかにするのか、SUGAの発言に関心が注がれる。
社会服務要員として代替服務中のSUGAは、6日夜、ソウル・ヨンサン区ハンナム(漢南)洞の道端で、飲酒状態で電動スクーターに乗っていて倒れ、通りがかった警察から助けられ、飲酒運転として摘発された。血中アルコール濃度は、0.227%で免許取り消し基準である0.08%を上回る泥酔状態だという。
WOW!Korea提供