9月6日(金)『ランサム 非公式作戦』|予告編
今回完成した予告編は、レバノン・ベイルートで消えた外交官を救うために、身代金を手に現地に向かう外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)と、タクシー運転手として働く韓国人のパンス(チュ・ジフン)という、通常では相容れないコンビが出会うシーンからスタートする。
救出した際の成功報酬として“自身の出世”という約束を取り付けたミンジュンだったが、レバノンに到着した途端に、銃を持った者たちの襲撃に遭ってしまう。難なく街に逃げ出したミンジュンは、その場に居合わせたパンスのタクシーに乗車する。銃声音が鳴り響くなかでも逃げ切ることが出来たが、パンスからは「あんたのせいで撃たれそうになった」とクレームを言われてしまう。危険な目にあわせてしまったミンジュンだったが、現地を熟知するパンスに協力を仰ぐことを決意。「100ドルで救出に協力を。アメリカで働くか?」といった、韓国政府直属の見返りがあると匂わせて交渉を成立させる! ここに“エリート & タクシー運転手”という、凸凹バディが結成する!?
凸凹バディの目的は、「拉致された人質の救出」。外交官の為に用意した、身代金の取引日が近づく中で、ミンジュンの同僚が「生きて帰れ!」と声を荒げる姿が映し出されている。関係者のただならぬ緊迫感と、タイトルにもある“非公式作戦”が如何に危険なものかが伝わってくる。またパンスが運転するタクシーが、エンジン全開でカーチェイスを繰り広げる様子、さらには天に向かって炎が吹き上げる瞬間など、製作費“約200億ウォン(日本円で約20億円)という事を裏付ける、ド迫力なアクションシーンが確認出来る。戦火が吹き荒れるベイルートの街で、果たして二人は、無事に捕らわれた外交官を救うことができるのか? 危険すぎるミッションの、行末が気になる映像に仕上がっている。
「孤立無援の救出ミッションが始まる」というキャッチコピーが添えられたメインビジュアルでは、火花を散らすほどのドリフト走行に挑むパンスの鬼気迫る表情と、驚きの表情を浮かべるミンジュンを捉えており、お互いのキャラクター性が一目で分かる。また青空に車が吹っ飛んでいる瞬間から、ダイナミックに炎がバーストしている様子など、本作のハチャメチャ感も表現している。
観客を飽きさせないほどのアクション映画を作りあげたキム・ソンフン監督が、コメントを寄せてくれた。「ダイナミックなアクションシーンだけではありません! 緊張感と感情が調和するストーリー展開も見所です。どこまでも終わらない、“最後までいく”アクションシーンは、手に汗握りますよ(笑)」と、茶目っ気ある一言を残している。
【CAST&STAFF】
邦題:『ランサム 非公式作戦』 | 監督:キム・ソンフン『最後まで行く』
出演:ハ・ジョンウ『白頭山大噴火』『チェイサー』、チュ・ジフン『工作 黒金星と呼ばれた男』『アシュラ』
2023年|韓国|カラー|シネスコ|5.1ch|133分|韓国語ほか|原題:비공식 작전(英題:RANSOMED)|COPYRIGHT © 2023 SHOWBOX AND WINDUP FILM ALL RIGHTS RESERVED.|配給:クロックワークス
9月6日(金) 新宿バルト9 ほか全国ロードショー