『朝鮮王朝「背徳の王宮」 1冊でつかむ韓国時代劇の真髄』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/星海社発行)
現在、韓国時代劇は日本の各テレビ局で繰り返し放送されており、関心を持っている人も多いが、ドラマの背景になっている歴史がわかれば、さらに面白く時代劇を見ることができる。そんな中で、星海社から『朝鮮王朝「背徳の王宮」 1冊でつかむ韓国時代劇の真髄』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著)が発行された。
人間的すぎる歴史秘話
新刊『朝鮮王朝「背徳の王宮」 1冊でつかむ韓国時代劇の真髄』は、韓国時代劇に関連する朝鮮王朝の王宮物語を史実に沿って解説している。
朝鮮王朝の統治の総本山であった漢陽(ハニャン/現在のソウル)の華やかな王宮……。国王を中心に、王族・官僚・女官がひしめいて、壮大な王朝文化が繰り広げられていった。しかし、そこは欲深い人間たちの巣窟でもあった。
まさに、「権力」という魔物を獲得するために、正義に背いて己の私欲に執着した行動を取る人が本当に多く、王宮の中では陰謀と非道が繰り返されていた。
その中で、国王・王妃・王子・側室たちはどのような人生を歩んでいったのか。あまりに人間的すぎる歴史秘話やエピソードを、『朝鮮王朝「背徳の王宮」 1冊でつかむ韓国時代劇の真髄』が一つずつ紹介している。
【書籍紹介】
書名/『朝鮮王朝「背徳の王宮」 1冊でつかむ韓国時代劇の真髄』
発行/星海社
著者/康 熙奉(カン・ヒボン)
価格/1500円+消費税
発売/6月18日
構成=「ロコレ」編集部
コラム提供:ロコレ