「取材レポ」イ・ジュンギ 全身全霊のパフォーマンスとアジアツアーの発表にファン大興奮!

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ファンが投稿した内容のシチュエーションをファンとイ・ジュンギが一緒に演じる寸劇コーナーも設けられた。一人目は「電車でうたた寝してしまったファンが隣に座っている男性(イ・ジュンギ)にもたれてかかってしまい、申し訳なさそうに声をかけられ、もたれかけていたことを笑顔で許してくれる」という内容。ロマンチックなBGMが流れる中、電車に乗っている設定でファンがイ・ジュンギの肩にもたれかかると、ジュンギはファンの頭のてっぺんを人差し指で申し訳なさそうに優しく押してみる。しかし、役に没入しているファンはなかなか起きない。再度、人差し指で頭をつーんと押してから、ファンの耳元に顔を近づけて「すみません」と言うと、会場からは悲鳴のような声が。ジュンギの顔が間近にあることにびっくりしたファンが「すみません」と謝ると、「大丈夫ですよ。疲れますよね」と日本語のアドリブまで入れて寸劇は終了。演じているファンも見ているファンもドキドキするシチュエーション寸劇は続き、2人目は「雨が降っている中、傘をさして信号待ちをしていると、突然傘に入ってきた男性(イ・ジュンギ)が『そこまでいいですか』と一緒に横断歩道を渡る」というもの。
ジュンギは、「片思いしていた人を見つけて傘に入っていく」という設定を決めてから寸劇を披露。ジュンギは、雨がふりはじめ、そこにちょうど傘をさしている片思いの相手を見つけるという細かな演技を披露。そして、片思いの相手(ファン)の傘に颯爽と入りこむと、まるで映画のワンシーンを見ているようなときめきがふわっと浮き立ち、会場全員胸キュン状態。実際に雨が降っていないのに、少し雨に濡れた感も出ていて、見ているファンもそのシチュエーションにどっぷりと入り込んでいく。そして、「時間ありますか? デートしましょ」と日本語のセリフをアドリブで入れて、ファンの肩を抱きながら横断歩道を走って渡っていき、寸劇は終了。椅子と傘だけの簡易的な小物であっても、実際のドラマや映画のようなシーンに作り上げてしまうイ・ジュンギの演技を生で見たファンたちは、彼の魅力にさらに惹きつけられたに違いない。

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トークコーナーの最後は、ジュンギ宛てに送られたファンレターの中から3人が選ばれ、それをジュンギが日本語で読むことに。ファンレターには、「イ・ジュンギのおかげで前向きになることができる」、「ツラいことがあってもジュンギの演技やパフォーマンスを思い浮かべれば明るい気持ちになる」、「生まれてきてくれてありがとう、最高な時間をありがとう」といった言葉が綴られ、ジュンギを感動させていた。そして、ファンと近くで触れ合った時間を振り返り、彼は「みなさんの大きな愛をたくさんもらいました。本当にありがとうございました」と伝えた。
ファンの大きな愛に応えるために、イベント後半も歌とダンスでファンを楽しませてくれたイ・ジュンギ。「難しいけど頑張ります」と言うと、この日のために新しく準備してくれた米津玄師の「Lemon」を披露。続けて米米CLUBの「君がいるだけで」を歌うと、客席に降りてファンと急接近! ゆっくりと通路を歩いて、あいさつしていく姿から、できる限りファンと近くで過ごしたいというジュンギの真摯な気持ちが伝わってきた。時間をかけて、やっとステージに戻っていき、SMAPの「世界に一つだけの花」を歌うと、会場は明るい笑顔に包まれた。


あっという間に時間が過ぎ、お別れの時間を惜しみながら、ジュンギは「本当に残念です。トークショーをずっとやりたいです。その時は日本全国の方言を習うことにしたいと思います(笑)」と笑わせつつ、「皆さんとこのように一緒に過ごすと、皆さんからたくさんのパワーをいただいて、力をチャージすることができます。このパワーをもとに、前だけを見て走ることができます。まだ作品が遅くなってしまっているので、皆さんが心配されていると思いますが、もう少しだけ待っていただければ、より忙しく活動していきたいと思っています」と伝えた。
そして、「私たちの曲」と言って「For us(JP)」を披露。メロディアスに掻き鳴らされるエレキギターに乗せて、爽やかな歌声を届け、ステージを後にした。
大型ビジョンにエンドロールが流れていき、ファンがアンコールを待ちわびていると、突然エンドロールが逆再生され、「アーティスト イ・ジュンギ」という文字が映し出された。そして、アジアツアーの発表がされる。喜びに満ち溢れた会場に、キラキラ光るブラックのスーツに身を包んだイ・ジュンギが登場すると、JUNG KOOKの「Standing Next to You」をスタンドマイクを使いながらセクシーにパフォーマンス。途中、マイクを置いてダンサーと共にキレキレのダンスを披露すると、会場は大興奮となった。

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パフォーマンスを終え、彼は「おそらく作品は下半期に入ると思います。その間、遊ぶのは嫌、僕たちの時間を作ってみよう…と思っていたところ、さまざまなところから提案され、いろんな国でそれを達成することができました。このうれしいニュースは広く広めてください。作品に入る前にお会いできるので、作品も待っている方もファンミーティングを待ってくれる方にも良いと思います。楽しく遊びましょう」と伝え、アジアツアーへの期待を高まらせた。

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「最後まで遊びましょう!」と叫んで始まったのは、PSYの「That That」のダンスパフォーマンス。残りのエネルギーをすべて使い果たすくらいの勢いで激しく踊り、「皆さん、叫べ」とファンを煽ると、会場のボルテージも急上昇。アンコール最後の曲「Together(JP)」では、ファンも「Hey!」と叫んで片手を天に突き上げて、最後の曲を思いっきり楽しんでいた。
すべての力を使い果たしたジュンギは、わざとステージに倒れ込んでしまうが、やり切ったような清々しい笑顔を見せて、「いつでも愛しています」と伝え、最後は「今まで、皆さんの俳優イ・ジュンギでした」という言葉を残し、約3時間に渡るイベントは、大熱狂のうちに幕を閉じた。

取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)

<セットリスト>
「Foolish love」
「慈しみの樹(JP)」
「Ma lady(JP)」
「Thank You」
「Now」
「Can’t be slow」
「アスダル年代記:アラムンの剣」OST「Chosen One」
映画『王の男』OST「因縁」
ドラマ『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』OST「For You」
ドラマ「悪の華」OST「In my heart」
米津玄師「Lemon」
米米CLUB「君がいるだけで」
SMAP「世界に一つだけの花」
「For us(JP)」
JUNG KOOK「Standing Next to You」
PSY「That That」
「Together(JP)」

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2024.06.18