法廷に証人として出廷した際、うその証言をしたとして起訴された韓国俳優リュ・シウォン(42)の前妻チョ某氏(34)に対して、裁判所は控訴審でも罰金刑を宣告した。
ソウル中央地裁は、偽証容疑で起訴されたチョ某氏に対して13日、原審と同様に罰金70万ウォン(約7万4000円)を言い渡した。
チョ氏が、リュ・シウォンの浮気疑惑を立証するため、アパート内のCCTV(防犯カメラ)を確認したことはないと陳述した部分が偽証だと判断された。また、産婦人科を訪れ、リュ・シウォンにうその発言をしていながらも「うその証言をしたことはない」と法廷で証言していた部分も、やはり1審と同様の判断が下された。当日、裁判が終了する前に、チョ氏がうその証言を撤回し、明白な証言をしたことが、判断の理由だと説明された。
当初、チョ氏に対する控訴審は先月16日の予定だったが、チョ氏が法廷に現れず、3回にわたって控訴審は延期。結局、チョ氏はこの日の宣告にも出席しなかった。
これを前に、リュ・シウォンと前妻チョ氏は2010年に結婚。同年1月に長女をもうけた。しかし、結婚から1年5か月が経過した2012年3月、チョ氏が離婚調停を申請した後、調整が不成立となったことで、同年5月から離婚訴訟が進められた。
この過程で、チョ氏は暴行・脅迫および位置追跡情報収集などの容疑で、リュ・シウォンを告訴し、リュ・シウォンは罰金700万ウォン(約74万円)が言い渡され、昨年、最高裁にて最終確定した。
一方、去る1月、ソウル家庭裁判所はチョ氏がリュ・シウォンを相手に起こした離婚請求などの訴訟で、「リュ・シウォンはチョ氏へ慰謝料3000万ウォン(約317万円)を支払うこと」と命じ、原告一部勝訴の判決が下った。2人は離婚訴訟に突入してから約3年が過ぎ、ようやく法廷で離婚が成立した。
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