KISS OF LIFEの新曲「Bad News」を聴いてみた!
韓国ガールズグループ「KISS OF LIFE」は、2023年の7月にデビューした4人組。
4か月ぶりにカムバックした。
新アルバム『Born to be XX』は、見たいものだけを見て、聞きたいものだけを聞いて生まれるすべての偏見と先入観を拒否する「X」を通じて、完全な自分を発見し、「内面からの自由が本当の自由だ」というメッセージが込められた作品だ。
タイトル曲「Bad News」は、強烈なロックサウンドとどっしりとしたヒップホップのリズムが組み合わさった、個性的な曲。イントロから曲の終わりまで繰り返されるギターのリフは、やや新鮮に聞こえるサウンドだ。
予想を裏切るメロディーで「次のメロディーは何だろう?」と楽しめる反面、リスナーに緊張感を与え続け息をのませるような感覚に陥るのは、ボーカルの声色とサウンドが独特だからだろう。
「自己プロデュース」をかかげているグループなだけに、今回も彼女たちなりのガールクラッシュとカリスマ性をたっぷりと味わえる曲になっている。
「Bad News」は、曲名のようなネガティブさはさほどなく、どちらかといえば「失望」や「困難」を乗り越える力と、それに直面する際の複雑な感情が表現された曲だといえる。
「You do you and I do I それでいいのよ そのありきたりな言葉で私を測れないわ」という歌詞のように、リスナー自身の経験に重ね合わせることができるような普遍性を保ちながら、ツラい状況を乗り越えた先の希望がみえるような歌詞になっている。
ぜひ一度聴いてみてほしい。
WOW!Korea提供