韓国俳優兼歌手キム・ヒョンジュン(29)の元恋人A氏が携帯メッセージを公開したことに関連し、弁護士側が立場を明かした。
キム・ヒョンジュンの法律代理人イ・ジェマン弁護士は5日、報道資料を通して「被疑者(A氏のこと)が暴露したきまりの悪い内容のメッセージは、7か月の間に4回も妊娠したという被疑者とキム・ヒョンジュン氏がやり取りしたもので、道徳的な非難を受けるに値する」と認めながらも、「被疑者の一方的で無差別的な暴露は、道徳的な非難を超え法的な処罰を受けるに値する人格殺人に当たる犯罪行為」とメッセージ暴露の問題点を指摘した。
イ弁護士は「内容は特定の部分だけが意図的に編集され、瞬時に見れば、あたかも女性を卑下するように見られるが、その当時の状況と前後脈絡を調べれば、被疑者を卑下する言葉ではないということがわかる」と強調した。
まず、「妊娠機械」などの言葉はA氏が短期間に4回妊娠したことを聞いたキム・ヒョンジュン自身が、どうしたら妊娠させるに至るのか、自身に対して自虐する言葉であった、と説明し、「すべて誤解だ」と解明した。
また、「豚」はA氏の愛称だという。ほっそりしている体格だが、とてもよく食べることから、キム・ヒョンジュンが普段からそう呼んでいたという。「被疑者を豚だと卑下する意味ではない」と主張した。
これを前にキム・ヒョンジュンの元恋人A氏は先月30日、報道資料を通じて、「こんにちは。キム・ヒョンジュンの元恋人です」とし「私は今回の訴訟提起以降、これまで沈黙を守りました。どのような解明もせず、対応もしていませんでした。裁判を提起した以上、真実は法廷で明らかにするものだと信じていたためです」としながら、キム・ヒョンジュン側を激しく批判した。
一方、キム・ヒョンジュンとA氏は現在、妊娠、流産、中絶、暴行での真実攻防を繰り広げている。また、A氏はことし4月、キム・ヒョンジュンを相手に16億ウォン(約1億7000万円)を要求する損害賠償請求訴訟を提起した。これにキム・ヒョンジュン側は去る16日、A氏を相手に12億ウォン(約1億3000万円)相当の損害賠償および違約金訴訟を提起した状況だ。
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