映画「イカゲーム」シーズン2の新キャストが、韓国で大きく荒れている。
T.O.P(元BIGBANG)の出演が明らかになったためだ。
ネットフリックスシリーズ「イカゲーム2」に出演する俳優陣が29日、発表された。俳優パク・ギュヨン、カン・エシム、イ・デイヴィッド、イ・ジヌク、ノ・ジェウォン、元「IZ*ONE」のチョ・ユリなど新しい顔ぶれが決まった。
だが、その中でもっとも目立つ俳優はT.O.Pだ。T.O.Pは2016年10月、自宅で大麻を喫煙した容疑で、翌年7月に懲役10か月、執行猶予2年を言い渡されている。
T.O.Pがキャスティングされたとのニュースが報じられると、「イカゲーム2」の公開を待っていた人たちの間では大きな衝撃が走った。全世界的に人気を博した作品のシーズン2であることから、キャスティングには注目が集まっていたが、薬物の前科者をキャスティングしたネットフリックスに疑問の声が上がった。
しばらくすると、キャスティングのコネ疑惑が取り沙汰された。あるメディアは、T.O.Pががキャスティングされた背景に主人公ソン・ギフン役のイ・ジョンジェが関係していると報じた。イ・ジョンジェが仲のいいT.O.Pを救うため、強力な影響力を発揮したのではないかというものだ。
これについて、イ・ジョンジェ側はすぐさま否定。同日、・ジョンジェの所属事務所であるArtist COMPANY側は、「イ・ジョンジェがキャスティングに関与したとの一部報道は事実ではない」とし、「作品のキャスティングは監督と、制作会社の権限だ。出演はオーディションを通じて決定した」との立場を示した。
イ・ジョンジェ側は否定したものの、T.O.Pの「イカゲーム2」出演に対する視線は厳しい。大麻騒動後の2020年、T.O.Pはライブ放送の場で「韓国ではカムバックするつもりはない。カムバック自体をしたくない」と韓国芸能界に復帰しない考えを示していた。
だが過去の発言を覆し、最近、ソロ活動のために音楽作業をしていることを明らかにしたことから非難を浴びた。そんな中で、世界的な作品「イカゲーム2」への出演が決定したため、厳しい視線が注がれている。
「イカゲーム2」はキャスト発表から波紋を呼んでいる。
WOW!Korea提供