名作「ロミオとジュリエット」は児童性搾取?米裁判所は「表現の自由」として訴訟棄却=韓国報道


米国の裁判所が、1960年代に発表された映画「ロミオとジュリエット」の男女主人公だったオリヴィア・ハッセー(現在72)とレナード・ホワイティング(現在72)が「児童性搾取の被害に遭った」として、制作会社を相手に提起された訴訟を棄却した。

25日(現地時間)、現地メディアの放送によると、米ロサンゼルス・オレンジカウンティ第1審裁判所は、映画「ロミオとジュリエット」でジュリエット役を演じたオリヴィア・ハッセーと、ロミオ役を演じたレナード・ホワイティングが、制作会社「パラマウントピクチャーズ」を相手取り提起した訴訟を棄却した。

裁判所は、2人が児童性搾取に該当すると主張した問題のシーンが、いわゆる「児童ポルノ」には「該当しない」と判断。また「ロミオとジュリエット」が、表現の自由を保障する米国の修正憲法第1条の保護を受ける資格があると付け加えた。

一方、オリヴィア・ハッセーとレナード・ホワイティングは、法律代理人を通して声明を発表。裁判所の判断に不服を申し立て、連邦裁判所に追加訴訟を提起する計画だと明かした。

WOW!Korea提供

2023.05.26