ホンジュンの返事に耳を傾けていたジョンホも言葉を加えた。 ジョンホは「いつのまにかデビュー6年目を迎えた。年数を重ね、音楽的な部分での悩みが大きい時もあったが、そのような部分を海外ツアーを通じて解消し、成長も成し遂げた」とし「だからこそ再びツアーを終えた今は、今年も良い一年に過ごせるというときめきに満ちている」と明らかにした。
ジョンホが言及した通り、ATEEZは海外ツアーを通じて成長曲線を描いてきたチームだ。 2018年10月にデビューした彼らはこれまでワールドツアーを持続的に展開し、海外ファンを強固に築き、いつのまにか単一アルバムで100万枚以上のアルバム販売高を達成し、米国ビルボードメインアルバムチャート最上位圏に相次いで名前を連ねる「トップアイドル」の仲間入りを果たした。
今回のラウンドインタビューは大規模ワールドツアーを盛況裏に終え、錦を飾り還郷した成果を祝う場でもあった。ATEEZは昨年1月から今月まで1年2ヶ月間展開した「THE FEELLOWSHIP」ツアー公演を北米とヨーロッパ、そして韓国と日本で行い、約43万人の観客を動員した。
8人のメンバーは「多様な舞台で『ATINY(ファンクラブ名)』とコミュニケーションを取りながらもう一度新鮮で驚異的な経験をして、国別に好む音楽とパフォーマンスをチェックしながら今後の方向性と未来を描くことができる貴重な時間だった」と口を揃えた。
全世界を回りながら数多くの都市のエネルギーと文化を吸収し成長を成し遂げたATEEZは、4月28~29日の2日間、ソウル蚕室室内体育館でワールドツアーアンコールコンサートを開催する。これと共に、ニューアルバムの発売準備も並行している。
毎舞台を最後のように臨む闘志と中小事務所出身アイドルグループとして依然として持ち続けている切実さ、全世界を回りながら舞台を通じて積み上げたファンとの深い絆などをチームの強みに挙げたATEEZ。彼らは今後も自分たちだけの速度と方向性、所信を失わずに活動を展開していく計画だ。
「ヒット曲を誕生させるために私たちのプランを変えてまで大衆性のあるフックソングを製作しようとはしなかったし、今後もそうするつもりはない。 私たちの形を維持しながら共感を引き出すことができる良いメッセージを盛り込んだ曲を作るために努力していけば、いつかもっと多くの方々が私たちに気づいてくれる日が来ると信じている」