「取材レポ」ソン・スンホン、「10年後もまたこうして話をしましょう!」ファンと固い約束を交わす

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韓流トップスターのソン・スンホンが昨年のファンミーティング以来、1年半ぶりとなる11月20日(水)に東京・国際フォーラム ホールAにて、イベント「SONG SEUNG HEON AUTUMN STORY 2013 in Japan」を開催。ドラマ「秋の童話」ダイジェスト映像の上映前の舞台挨拶に登壇した。

 

「早く会いたい」というファンの気持ちに応えるように、この日のイベントはハイタッチでスタート。ソン・スンホンの魅力の1つでもある爽やかスマイルで、ファン1人1人を温かく迎えた。

 

ハイタッチが終わるとすぐにイベント本編が始まり、グレーのジャケットと黒いパンツ姿のソン・スンホンは「また会えてうれしいです」と日本語であいさつ。大人数とのハイタッチを終えたばかりとは思えない、より一層輝いた笑顔でステージに登場した。「韓国の諺に『襟だけすれても縁がある』という言葉があります。今日は皆さんと手を触れ合えたということは、深い縁があるんだなと感じました」と語ると、会場は大きな拍手で喜びの気持ちを表した。

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この日2回の公演が行なわれ、計1万人とのハイタッチをしたことに対して「最近、映画の撮影のために毎日体を鍛えているのですが、今日はもう十分に運動できた気がします」と感想を述べ、「普段から運動をよくしていて手にまめがあって、肉体労働をしているかのように僕の手が硬くて、握手をすると驚かれることが多いんです。今日は皆さん温かく僕の手を受け入れてくださってありがとうございます」と続けて笑いを誘った。

 

ソン・スンホンは1995年にモデルとしてデビュー。1996年からドラマに出演し俳優の道を歩み続けてきた。この17年のうち10年を韓流スターとしても活躍してきたソン・スンホンは「デビューしてからもうそんなに経つんだなと驚くことがあります。中でもこの『秋の童話』は僕にとって大切な作品だと思っています。こうして皆さんとお会いできるスタート地点となった作品だからです。久しぶりに『秋の童話』について皆さんと一緒に思い出すという上映会に今日こうして参加できたことは意味深いことですしとてもうれしく思います」と感慨深そうに会場を見渡した。

 

さらに「秋の童話」について「振り返ってみるともう10年以上もの時間が経った作品ですが、ソン・ヘギョさん、ウォンビンさん、ユン・ソクホ監督とともに撮影したのが昨日のことのようです。また多くの皆さんがこうして覚えてくださっているので、本当に感謝しています」と感謝の気持ちを伝えた。

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司会者から「17年という長いキャリアですが、きれいな肌を保つ秘訣は?」と聞かれると、ソン・スンホンは日本語で「ありがとうございます」と照れ笑い。「特別なことは何もしていないんですが…両親に感謝ですね」と謙虚な姿勢を見せた。

 

ここで現在撮影中の映画「人間中毒」(原題)の話に。「今作で僕が演じるキム・ジンピョンという人物は、ベトナム戦争の時の将校であり英雄です。誰もがうらやむような最高の軍人ですが、神経衰弱や不眠症など精神を病んでいて、そういう内面的な部分を見ると軍人には合わないような精神が荒廃した人物です。それでも周辺の環境によって軍人であり続けているのですが、ある日、自分の部下の妻を愛するようになり、一人の女性に溺れてしまうまさに『人間中毒』というタイトルにふさわしいラブストーリーです」と紹介した。

 

さらに凛々しい将校姿や軟式テニスのラケットを持つ姿など数点のスチールカットを世界初公開。「時代設定が70年代前半なので、それに合う場所での撮影が必要なため、地方を回って撮影しています。本当に小さな田舎町なので、宿泊先もホテルではなく旅館のようなところなんです。撮影が終わると小さなベッドしかない部屋に戻って最初は窮屈だったんですが、最近では本を読んだり考え事をしたりと精神的にはとてもいい環境だと思います」と秘話を明かした。映画「人間中毒」(原題)は1月ぐらいまで撮影は続き、来年の3~4月ごろには韓国で公開される予定。

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続いて最新ドラマ「男が愛する時」について「僕が演じたハン・テサンは暗い世界にいた人物で、ある日一人の若い女性に出会って暗闇から抜け出して新しい生活をしようと努力していきます。またその女性を振り向かせようと一生懸命なのですが、なかなかうまくいきません。これまでの作品で演じた切なく美しい愛ではなく、愛することで誰かを妬んだり恨んだりするキャラクターに挑戦した作品でもあります」と紹介。またこのドラマでソン・スンホンは「シン・セギョンさん演じるミドという年の離れた女性を愛するんですが、実際にもセギョンさんとは年が離れていますが…『若い子と付き合うというのは本当に大変なことなんだな』と感じました」としみじみ。すぐに司会者から「逆に年上はどうですか?」と聞かれ「実は…」と話し始めたものの止まってしまい、観客とともにソン・スンホン自身も爆笑。息を整えてから「実は初めてお付き合いした方とその次にお付き合いした方は、年上の女性なんです」と告白すると、会場は喜びの拍手で沸いた。

 

再び「秋の童話」の話題に戻り、オファーが来た時について「『秋の童話』に出演する前の2~3作品は検事や警察といった固い役が多かったんです。しかしユン・ソクホ監督はそれより前の、デビュー間もない時の作品をご覧になって、僕の寂しそうな眼差しがジュンソにぴったりだと言ってくださいました。ユン・ソクホ監督と言ったら今も当時も韓国一の監督なので、僕は断る理由なんてありませんでした」と明かした。

 

さらに、こうしておけば良かったと思う部分について「もし今もう一度『秋の童話』を演じてみろと言われたら、ちょっと悲しい話になるかもしれませんが…ものすごくつらいと思います。当時は演技も未熟で分からないことも多かったのですが、だからこそジュンソという役に没頭して純粋に誠実に演じられた気がします」と正直な気持ちを語った。

 

「この大きなスクリーンで『秋の童話』を鑑賞できて、感動もさらに大きくなると思います。このような上映会に参加して皆さんとお話しする時間を持てたということは、とても幸運なことですし幸せなことです。ありがとうございます」と丁寧にお礼を述べ「韓国に戻ったらまずは映画の撮影を頑張って終えたいと思います。その後は皆さんが呼んでくださればいつでも会いに来る準備はできています!」とニッコリすると、会場は「すぐに来て」と言わんばかりに大きな拍手を送った。

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最後に「いつも来る度に感じることですが、皆さんからはたくさんの愛をいただくのに、僕から差し上げることは少なくて申し訳なく思っています。昨日も空港で温かく迎えてくださったし、今日も多くの方が会場に集まってくださって感謝しています。映画の撮影で肉体的にも精神的にも疲れることがありますが、こうして皆さんにお会いしてエネルギーをいただいて韓国に帰れるのでとてもうれしいです。本当にありがとうございます。僕から皆さんに差し上げられるのは、よい作品をお見せすること以外ないのかなと思います。10年後にもまた僕の作品について今日のように皆さんとお話できたらいいですね。そうやって皆さんと一緒に年を重ねていくことが、僕の大きな夢でもあり希望でもあります。これからも僕は良い作品をお見せできるように頑張りますので、皆さんもずっと応援してくださいね。そしてお元気でいてください。(日本語で)ありがとうございます!」と心のこもったメッセージを観客全員の胸に響かせた。

 

ハイタッチに続くプレゼントとして、ソン・スンホン自身が幼い頃から大好きだったという故ユ・ジェハ氏の名曲「愛しているから」を熱唱。別れを惜しむように何度も何度も振り返っては手を振ってステージを後にした。

 

「秋の童話」ダイジェスト上映は、ユン・ソクホ監督とソン・ヘギョからのメッセージでスタート。会場は深まる秋にふさわしい「秋の童話」の世界にどっぷりと浸った。

 

22日(金)には大阪・大阪オリックスホールにて同イベントが開催される。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

ソン・スンホン ジャパンオフィシャルファンクラブ  http://www.songsh.jp/

2013.11.25

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