ブルース・ウィリス&超豪華スターが競演する痛快無比のアクション・エンターテイメント映画「REDリターンズ」が11月30日(土)から全国ロードショーするのを前に11月24日(日)東京・国際フォーラムでジャパンプレミアムイベント「RED カーペット イベント」を開催。“世界一の殺し屋”ハン・チョバイ役のイ・ビョンホンと“超一流スナイパー”ヴィクトリア役のヘレン・ミレンが登壇した。
“RED”に彩られた会場にコの字型に敷き詰められたREDカーペット入り口には、黒の衣装にオールバックできめたイ・ビョンホンが登場。カーペットの右側には抽選に当たったラッキーな200人のファンが集まっており、サインに応じたり、写真撮影に応じたりして声援に応えた。またカーペット左側には全国の放送局から集まった大勢のカメラクルーが待機。カメラ1つ1つの要望に丁寧に応じながら闊歩していった。
少し時間をおいてヘレン・ミレンの登場になると、イ・ビョンホンは一旦入り口の方へ戻り、白いドレスを身にまとったヘレン・ミレンをエスコート。美男美女の華麗なツーショットに会場は大きな歓声に包まれた。
「好きな“RED”なものは?」という質問に、イ・ビョンホンは「私が韓国人だからでしょうかね…唐辛子の粉って赤いでしょ?そういう赤くて辛そうに見える食べ物が好きです」と答えると続けて「それと“RED” ワイン!」とニッコリ。
またヘレン・ミレンはイ・ビョンホンとの共演の感想を「主人には内緒ですけど」と念を押し「ちょっと惚れました」とチャーミングな笑顔を見せた。日本で食べてみたいものについては「昨日は素敵なレストランでいろいろいただきました。元々日本の食べ物はとても好きなんですが…東京らしい麺のお店に行ってみたいですね」と既に東京での滞在を満喫している様子が伺えた。
続いて2人はステージに。ヘレン・ミレンは「ありがと!」、イ・ビョンホンは「こんにちは」と日本語であいさつ。
Q.「REDリターンズ」のプロモーションとして来日した感想は?
ヘレン・ミレン(以下ヘレン):また来日することができて本当にうれしいです。初めて来日した時に機上から見た日本の風景は、青い屋根が多くてとてもきれいで、すぐに日本に恋してしまいました。こんな美しい屋根を作る方は、さぞかし美しい心の持ち主なのではないかと思いました。(あれから月日が経って)今は高層ビルも増えていますし風景は少し変わりましたが、日本の方々は以前と変わらずステキな方ばかりです。
Q.今年は映画のキャンペーンで3度目の来日となりますが「REDリターンズ」のプロモーションとして来日した感想は?
イ・ビョンホン(以下ビョンホン):実はすごく久しぶりに来日したと思っていたんですが、映画のプロモーションで3度目になるんですよね。他の年よりもたくさん来日しているんですが、久しぶりに感じたということはそれだけ私が日本に来ることを待ち望んでいたということだと思います。昨日、空港でもたくさんの方が歓迎してくださって元気をいただきました。この映画は私にとっていろいろな意味のある作品です。もちろん全ての作品がとても大事ですが、この映画は本当に大事な作品です。それを今回日本の映画ファンの皆さんにお見せできることになって、とてもうれしいという気持ちで今この場に立っています。
また劇中で2人が乗ったロータスのスポーツカーも登場。実際には青い車だったが、今回は“REDver.”として赤いものが用意された。
Q.こちらのスポーツカーに乗って繰り広げるお二人のアクションシーンが印象的ですが、撮影のエピソードやお互いの印象はいかがでしたか?
ビョンホン:私には意味のある時間となりました。実は何日もの間、ヘレンさんとこの狭い空間に閉じ込められて多くのお話しをする貴重な時間を持つことができ、ヘレンさんをより一層尊敬するようになりました。
ヘレン:3日もの間、幸運にもこの大変美しい男性と狭い空間で過ごすことができました。ただ1つ大きな問題がありました、1度この車に乗り込むとなかなか出ることができなかったんです。
ヘレン・ミレンはそう答えると、ステージ上の車に乗り込み「乗るよりも出る方が大変なんです」と言いながら、車から降りるのに苦労してしまい、ここでサッとイ・ビョンホンが手を差し出す場面も。ヘレン・ミレンの体を張ったパフォーマンスで撮影時の苦労を肌で感じることができた。
ビョンホン:普通は休憩時間は車から降りて休むんですが、見ていただいたとおりこの車は乗り降りが大変なので、そのまま車中で30分も1時間もヘレンさんと一緒に過ごしたことを思い出します。
ヘレン:そうなんですよ。
Q.前作の「RED」に比べ、ヘレン・ミレンさんの演技はどのくらいすごくなっているでしょうか?
ビョンホン:(日本語で)倍返し!
ヘレン:3倍返し!
Q.日本のファンにメッセージを
ヘレン:「REDリターンズ」は本当に楽しい映画です。笑える所もたくさんあるし、演技もすばらしいし、何と言ってもアクションがすごいです。マジカルなことにロマンスもあるんです。作っている我々も本当に楽しかったので、日本の皆さんにもぜひ楽しんでいただきたいです。
ビョンホン:私は前作の「RED/レッド」を楽しんで観た「RED/レッド」ファンです。この映画はアクションが満載のコメディが見どころであることは、基本ですよね。さらに尊敬すべき偉大な俳優さんたちが一堂に会しているということ自体が、驚くべきことだと思います。絶対に観る価値があると思いますので、ぜひご覧ください。
フィナーレにはヘレン・ミレンの「RED!」という掛け声の後、会場全体で「リターンズ!」と応えるとレッドテープが発射され会場を赤く染め上げた。
2011年日本でも大ヒットを記録した「RED/レッド」の待望の続編「REDリターンズ」。CIAを引退した伝説のスパイチーム、コードネーム:RED。その名が意味するのはRetired Extremely Dangerous=引退した・超・危険人物。“アメリカが最も恐れた危険なオヤジたち”と謳われたチームREDは、全米各地を縦横無尽に駆けめぐり、CIAが企む悪の野望を打ち砕いたが、今回立ち向かう新たなミッションは謎の組織がヨーロッパに仕掛けた巨大な危機-それは米ソ冷戦時代にまでさかのぼる核戦争の脅威だった。
ヘレン・ミレン演じる英国婦人の気品ある佇まいからは想像できない凄腕のスナイパー、ヴィクトリアと、イ・ビョンホン演じる“史上最強の殺し屋”とフランク(ブルース・ウィリス)も認める超セレブな暗殺者ハン・チョバイのカーアクションにもぜひ注目したい。
取材:Korepo(KOREAREPORTINC)
映画「REDリターンズ」
11月30日(土)、TOHOシネマズスカラ座他全国ロードショー
監督:ディーン・パリゾット
出演:ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカーアンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、イ・ビョンホン
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サミット・エンターテイメント提供
RED2 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン