演劇俳優キム・ウンハ、持病により死去…5日後に考試院(コシウォン)で発見される

演劇俳優キム・ウンハ、持病により死去…5日後に考試院(コシウォン)で発見される

韓国の演劇俳優キム・ウンハ(享年40、本名:キム・チャンギュ)が死去した。

去る22日、警察と演劇界によると、俳優キム・ウンハは19日にソウル市内の考試院(コシウォン/もともとは公務員や司法試験受験生のための勉強部屋)で亡くなった状態で発見された。考試院の通報により警察が出動、発見当時キム・ウンハは死亡後5日が過ぎた状態だった。

城北(ソンブク)警察署関係者は「発見当時、外傷はなく、検案過程で高血圧、腎不全症、アルコール性肝疾患などが確認され、持病により死亡したと推定される」と伝えた。

これに劇団関係者はこの日、Facebookを通してキム・ウンハの訃報を伝え、「常に後輩や同僚を心から大切にしていた温かい人物だった。彼が空ではより多くの愛情を受け、安らかに休めるよう、共に祈ってほしい」とした。

俳優キム・ウンハは大学時代にボクシングや格闘技選手として活動する程、丈夫だったが、大学卒業後に父親の名前である「キム・ウンハ」として演劇活動をはじめ、不規則な収入で健康が悪化し、生活苦で苦労していたという。

キム・ウンハの遺作はことし4月21日〜23日まで公演した演劇「人間動物園抄」だった。

キム・ウンハの遺体は関連法によって1か月間、霊安室に保管される。縁故者が現れなければ、火葬される。

WOW!korea提供

2015.06.23