検察は、航空機内で騒動を起こし、女性乗務員に強制わいせつをした容疑で法廷に立った韓国歌手ボビー・キム(42、本名:キム・ドギュン)に、懲役1年・執行猶予2年・罰金500万ウォン(約56万円)を求刑した。
仁川(インチョン)地方検察は1日午後10時、仁川地方法院刑事4単独(部長判事:シム・ドンヨン)の審理で開かれた公判で、ボビー・キム対してこのように言い渡した。検察は「懲役1年に執行猶予2年、性暴行命令治療プログラム履修を申請する」と明らかにした。
ボビー・キム側の弁護人は「詳しい内容は意見書にあるが、物議を醸したことを反省している」と伝えた。
ボビー・キムは最後の陳述で「物議を醸し申し訳ない。歌手以前に、人間として自粛中」とした。続けて「今後も良い姿だけを見せる礼儀正しい人間として生きる歌手になりたい」と付け加えた。それと共に、酒に酔って騒動を起こし、女性乗務員に携帯番号を尋ねたことを認めた。
これに先立ち、仁川地検刑事2部は去る4月28日、ボビー・キムを航空保安法違反および強制わいせつなどの容疑で書類送検した。ボビー・キムはこの日の裁判過程で容疑の一部を認めながらも、具体的な状況は酒に酔っていて思い出せないと述べた。
ボビー・キムは去る1月7日、米国ロサンゼルスに居住する姉の元へ向かうため、同日午後4時40分(日本時間)、仁川国際空港発の大韓航空機に搭乗。その際、大韓航空スタッフのミスでチケット発券に問題が生じ、ボビー・キムは機内で提供されたワインを飲酒した後、騒動を起こした。
WOW!korea提供