「コラム」韓流スターの名前を調べてみよう「第1回/歴史的な伝統」

日本では韓流スターの名前をカタカナで表記しているが、漢字の名前を知るとさらに親しみがわく。もともと韓国では、漢字による氏名が重んじられているし、独特の命名法もある。そこで、韓流スターの名前を漢字で見て、そこに込められている意味合いを研究してみよう。

三大姓で半数
日本には姓が1万個以上もあるといわれているが、韓国では姓の数は非常に少ない。およそ250個くらいなのだ。
それだけに、同じような姓が多くなる。最も多いのが三大姓といわれている「金(キム)」「李(イ)」「朴(パク)」で、この三つで50%近くになる。ソウルの街で石を投げれば、「金」「李」「朴」の誰かに当たりそう。それだけ姓だけでは区別がつかないので、韓国ではフルネームで呼ぶのが常識になっている。
しかも、韓国の名前は漢字が基になっており、男女別で使われる漢字にも相応の根拠がある。親が自分で気に入った名前を勝手に付けるというより、儒教や中国思想に由来する漢字を当てるケースが非常に多い。
それゆえ、名前に使われている漢字を見ただけで、その人が一族の何代目に当たるかをピタリと予測することもできたりする。とにかく、韓国の人の名前には歴史的な伝統に由来するものが多いのだ。


それだけに、韓国で名前は、その人の運命を絶対的に支配するくらい重みのあるものとされている。
男性は勇壮なもの、女性は清純な名前が好まれるのは日本と事情が同じだ。
ただし、男性の場合は、やみくもに付けるのではなく、祖先からの伝統に基づいた五行思想がよく取り入れられている。この五行思想とは「土・水・金・木・火」の順番に、世代ごとに名前をつけていく方法である。
(次回に続く)

構成=「ロコレ」編集部

コラム提供:口コレ
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