「ハイド・ジキル、私」(原題)
冷たくて、優しい。不思議な彼との三角関係
ヒョンビン×ハン・ジミン主演で贈る極上ラブコメディ!
ルイス・スティーヴンソンが1886年に発表した小説「ジキル博士とハイド氏」で描く人間の内面に存在する醜悪な欲望と悪のシンボルのハイド。
もし、ハイドが人間の内面の邪悪な本性ではなく、愛にあふれる善なる本性の結晶体で、むしろジキルが倫理に束縛された善人ではなく、愛を知らない極限の利己主義者で、悪い男だとしたら。
そんなジキル博士とハイドを入れ替え、恋に尻込みして粗野で横柄な悪い男として生きてきたジキル博士と、愛しか知らないハイド氏の物語として描く話題のドラマ「ハイド・ジキル、私」(原題)が6月20日、KNTVにて日本初放送がスタート!
ふたつの人格をもつ御曹司と、そんな彼と恋に落ちた女性の“不思議な三角関係”を描く本作で主演を務めるのは大ヒットドラマ「シークレット・ガーデン」以来、約4年ぶりとなる人気俳優ヒョンビン。ヒロインには「屋根部屋のプリンス」のハン・ジミン。
さらに、「九家の書~千年に一度の恋~」の若手実力派ソンジュンがストーリーの鍵を握る催眠専門医として出演し、人気K-POPグループGirl’s Dayのヘリがちゃっかり者の大学生役でドラマに華を添えている。
(c)SBS (c)H E&M
本作の見どころは何といっても「私の名前はキム・サムスン」「シークレット・ガーデン」以上に魅力的なヒョンビンのツンデレ演技。
気難しく高慢な “性格難アリ”御曹司のソジンと困っている人がいたら放っておけない、微笑をたやさない心優しい青年ロビン。まったく正反対の人格を硬軟自在に演じ分けている。
ハン・ジミンもソジンとはケンカばかりだが、優しいロビンと恋に落ちるハナを明るく元気いっぱいに演じ、その魅力を放っている。
人知れず解離性同一性障害に悩み、頑なまでに心を閉ざした御曹司。
いったいなぜソジンはロビンになってしまうのか? ソジンに隠された、悲しい過去とは? そしてハナとの愛の行方は・・・・・・。
甘く切ない、そしてちょっぴりミステリアスな極上ラブコメディが誕生!
***ストーリー***
国内最大級のテーマパーク、ワンダーランドの常務ソジン(ヒョンビン)は、無表情・無感情で生きる堅物御曹司。実は心臓が弱く、発作が起きると記憶を失い、もうひとつの人格=ロビンが現れるという悩みを抱えている。ある日、サーカス団の檻からゴリラが脱走し、テーマパークは一時騒然となる。ソジンは助けを求める女性客を突き倒し、真っ先に逃げて行く。事態の収拾にあたったのはサーカス団の女性団長ハナ(ハン・ジミン)。ところが、ソジンはサーカス団を廃止すると宣言し、ハナと対立することに。
そんなとき、主治医のカン博士から「病気を直す方法を見つけた」と連絡が入り、病院へ向かったソジン。ところが、ソジンを追いかけてきたハナが何者かに襲われ、恐怖のあまり発作を起こしたソジンは、ロビンに変身してしまう。そして勇敢にもハナの危機を救うのだった。もとに戻ったソジンは、5年ぶりにロビンが現れたことを知り、愕然とする。さらに、カン博士が謎の失踪を遂げて・・・・・・。
***登場人物***
ク・ソジン(30代初盤)役:ヒョンビン
韓国最大規模のホテルとテーマパークを持つワンダーグループの一人息子でワンダーランド常務。ワンダーランドはソウルのランドマークだ。毎日が楽しい遊園地、夢と遊び心に満ちる世界。みんなが幸せになるこの遊園地で、365日全く楽しくもなく感動もしない唯一の人間。財閥家3世なのに、まるで修行僧、否ゾンビのように生きている。酒もたしなまず賭博もしない。運転も外泊も外出も滅多にしない。当然ながら恋も結婚もしない。見た目も申し分なく若く裕福で家柄もよく、遊園地の永久無料利用権を所有するこの男は、一体なぜこんな生き方をしているのか。
ロビン(30代初盤)役:ヒョンビン
ソジンのもう一つの人格。澄んだ眼差し、好印象、和みの微笑。見た目とは逆のスピーディでアンビリーバブルなパワーと戦いの術を持つ男。さらに美しい心根と配慮が行き届いた繊細さと、多情多感な言葉使いにマナーまで完備。彼にないものがあるとしたら、それはただひとつ、独りでは存在できないということ。24時間365日存在し続けることはできず、与えられた時間は限られている。だから一層致命的だ。彼にいつまた会えるか分らないのだから。
チャン・ハナ(20代中盤)役:ハン・ジミン
ワンダーサーカス団長。ソジン所有のテーマパーク専属サーカス団の団長で俳優。韓国に唯一残ったサーカス団の最後の後継者。サーカスの中で生まれ育ち、憂鬱な時は一輪車に乗り、悲しい時はジャグリングをし、話し相手はゴリラのビンビンだ。猛獣の調教が上手で、従わない男の調練にも一家言ある。もっと大規模な興行を学ぶため、アメリカのシルク・ドゥ・ソレイユで経歴を積んでいたが、存続の危機に瀕したワンダーサーカスに帰って来る。大した存在価値もないサーカス団を追い出そうとするク・ソジン常務に対抗して、ワンダーサーカスを守るため貧弱な舞台とショーを刷新する。
ユン・テジュ(30代初盤)役:ソンジュン
催眠専門医。ソジンの主治医であるカン・ヒエ博士の一番弟子。親切でユーモラスな人柄。実力もありカン・ヒエ博士に寵愛され業界にも認められて、大学でも催眠医学講義を受け持つ。特にテレビ番組で催眠医学を詐欺だと罵倒した精神科医師と対決したシーンはあまりに有名で、放送後女性患者が一気に増えた。穏やかな低音で患者の催眠感受性を呼び起こし、事故や事件後に体験する外傷後ストレス性障害まで治癒する。人の心を読み解く能力と、初印象だけでその人の職業、趣味、年齢、関心事、家族状況などを把握する推理力がある。そのため読心術や心霊術を使うのではないかと誤解を受けたりもするが、本人自らが自分の直感などは信じない。もっぱら徹底した論理と科学を基盤にして思考する。
ミン・ウジョン(20代初盤)役:ヘリ
大学生。ちゃっかりしていて好奇心が旺盛。ロビンを補佐するミン代表の娘で、父が営む出版社兼ブックカフェでバイトをしている。
『ハイド・ジキル、私』(原題)
6月20日(土)スタート<日本初放送>
本放送:毎週土日 午後10時~11時15分
再放送:毎週月火 午後2時05分~3時15分
©SBS ©H E&M
全20話