JYJユチョン、演技の秘訣は几帳面なモニターにあった

5SBS水木ドラマ「匂いを見る少女」(脚本:イ・ヒミョン、演出:ペク・スチャン、オ・チュンファン)に出演中のJYJパク・ユチョンの演技好評の裏には几帳面なモニターがあった。

ユチョンは「匂いを見る少女」で感覚を感じることができない刑事ムガクを演じ熱演してきた。特に「こんなにすべてを捨てて演技したのは初めて」というユチョンは、チョリム役のシン・セギョンとカップルとして、アクションやコミック、ロマンス演技を披露した。

このようにユチョンが多様な演技を見せることができた秘訣が、几帳面なモニターに隠されていた。制作陣は最終回の放送を控え、彼が撮影中休むことなくペク・スチャン監督やオ・チュンファン監督、そしてカメラ監督と撮影したシーンを確認している姿を公開した。

その中には、今年始めに行われた予告撮影、そしてチョリム(シン・セギョン)と初めて出会った時に頭を怪我する設定だったが、頭から血を流した状態でモニターする姿も写されている。また、パク・ハンビョルが演じたモデル、チュ・マリの疑問死を捜査するために行った絶壁での撮影当時も、座ったまま自分たちのシーンをモニターするのに余念がなかったということだ。

また、美容室での窃盗犯を探すために立ち寄ったチムジルパン(サウナ)でも、頭にタオルを巻いたままモニターに視線を釘付けにし注目を浴びた。また、いろいろな方法で撮影現場の雰囲気作りにも務めてきた。

このようなユチョンの努力のお陰で、韓国だけではなく中国、日本を含む東南アジア、そして最近はアメリカのドラマ関係者までもがドラマにのめり込んだということだ。

ある関係者は「ユチョンさんがムガクという役柄のために、ロマンスやコミックだけではなくアクションや大食いなど多様な演技を見せてきたが、これには制作陣も感嘆するほどの几帳面なモニターにあった」と言い、「ドラマのために体を顧みずシン・セギョンさんと熱演し、視聴者を時には笑わせ泣かせたユチョンさんに、もう一度感謝の気持ちを伝えたい」と言った。

「匂いを見る少女」は、匂いが見える超感覚少女と何も感じることができない無感覚刑事が主人公のミステリーサスペンスロマンチックコメディーで、2015視聴率1位の上、コンテンツパワー指数1位、ドラマOST(挿入歌)部門1位、ダウンロード数1位、また各国で実施したドラマ評点部分ランキング1位を占め、オン・オフラインで人気を独占してきた。

「匂いを見る少女」は今日の夜最終回が放送され、5月27日から後続ドラマとして、スエ、チュ・ジフン、ヨン・ジョンフン、ユ・イニョン主演の激情メロドラマ「仮面」(脚本:チェ・ホチョル、演出:ブ・ソンチォル)が放送される。

2015.05.21