入国禁止ユ・スンジュン「韓国の地を踏めるようチャンスほしい」と訴える

入国禁止ユ・スンジュン「韓国の地を踏めるようチャンスほしい」と訴える

兵役逃れで韓国への入国を禁止されている歌手ユ・スンジュンが、兵務庁側に「どうにかチャンスがほしい」と訴えた。

ユ・スンジュンは19日午後、インターネット放送「アフリカTV」で兵務庁に「どんな方法でもいいから善処していただき、韓国の地を踏めるようにチャンスがほしい」と訴えた。

続け「再び子どもたちと共に韓国の地を踏めるよう善処してくださったらうれしい。その方法がどうなろうと、僕が幼い時に下した全てのことに対して謝罪する」と謝罪の意を伝えた。

「米国市民権を放棄し、韓国国籍を持って韓国に入る代わりに軍服務につかなければならないのなら、そうするつもりがあるか?」という質問に、ユ・スンジュンは「そのつもりだ。そうやって善処してくださればうれしい」と答えた。

また韓国国民に対して「もっと早く出てくるべきだったし、もっと早く謝罪するべきだった。勇気がなく、簡単には出て来られなかった。遅くなって皆さんに謝罪することを本当に申し訳なく思う。どんな方法を使ってでも韓国に帰りたい」と謝罪した。

歌手ユ・スンジュンは90年代後半に活発な歌手活動を展開していた当時、大衆の前で入隊の決意を約束した。これに関して彼は「美しい青年」という愛称を得て多くの国民から愛され、兵務庁の配慮から海外活動までおこなった。しかし2002年、入隊3か月前に米国に渡って市民権を取得し、韓国への入国禁止措置を受けた。これは、これは出入国管理法11条「大韓民国の利益や公共の安全を害する行動をする心配があると認めるほどの、相当な理由がある人間に対して、入国禁止措置を下すことができる」という条項によってのことだった。

この日の放送はインターネット「アフリカTV」を通じて香港から全世界に生中継され、現地中継を担当したシン・ヒョンウォンプロダクションの代表シン・ヒョンウォン氏は「録画にしようとしたら、スンジュンさんが伝えたいことの意味が編集によって歪曲してしまう可能性を恐れたため、編集のない生中継を決定した」と伝えた。

WOW!korea提供

2015.05.20