歌手兼俳優ノ・ミヌが、前所属社であるSMエンターテイメントを相手に損害賠償請求訴訟をした中、SNSに、「我慢して堪えて限界が来た」と心境を明らかにした。
ノ・ミヌは11日の午後自身のインスタグラムに「我慢して耐えて限界が来た。いつもそばにいてくれてありがとう。患者がいるから僕は存在する」という文を掲載した。
ノ・ミヌはこの日法律代理人通じて損害賠償請求訴訟事実を知らせた。代理人サイドは報道資料を通じて「過去SMでTRAX(トラックス)というグループで活動したノ・ミヌは、2015年4月末頃SMエンターテイメントを被告としてソウル中央地方裁判所に損害賠償請求訴訟を申し立て、同時に公正取引委員会にSMの不公正行為に対して届けた」と明らかにした。
法律代理人は、ノ・ミヌが一歩遅れてSMエンターテイメントを相手に、巨額の損害賠償請求訴訟を申し立てて公正取引委員会に告発した理由に対して、「ノ・ミヌは他のアイドル歌手とは別に作詞と作曲に相当な才能を見せたため、デビュー初期から本人が直接作詞、作曲した曲を持って活動し、これに気付いたSMは、ノ・ミヌがデビューする前一方的な専属契約延長の合意を通じて、合計17年に至る専属契約を締結した」と説明した。
また、「ノ・ミヌサイドは過去17年という奴隷契約に縛られていたことも問題だが、ここに抵抗しようとする気味を見せると、その時からSMがマネージメント社としてしなければならないすべての支援活動を止め、何とかSMを脱出して独立的に活動を始めると、すべての放送社にノ・ミヌの出演を阻むなど、いわゆる「SM式復讐方法」の最初の被害者であったと主張した」とグループJYJのジュンスが6年ぶりにEBS「スペース共感」に出演したことを例えたりした。
これに対してSMのある関係者は、この日「根拠のない訴えの申し立てと申告に対して多角的に法的に対応する」と言った。