「取材レポ」MYNAME、韓国語曲メインの大宮公演でコヌがオリコン1位の公約を実行! キュートなコスプレにもファン萌え~

5D3_42772015年の幕開けをライブハウスツアーでスタートし、3枚目のアルバム「I.M.G.~without you~」(3月10日発売)が、オリコンアルバムデイリーチャート1位、さらにオリコンアルバムウィークリーチャート2位を獲得するなど、まさに絶好調のMYNAME。
GWの最終日となる5月6日(水・祝)、埼玉・大宮ソニックシティ 大ホールにて、「2015 MYNAME LIVE IN OMIYA SONIC CITY」を昼夜2公演で開催した。

 

今回はこれまでのライブとは違い、日本初披露の韓国語曲や、日本語verがある曲でも、韓国語verで披露したりと、韓国語曲を中心とした構成でとても新鮮。それに、何度も歌ってきている曲でも、ダンスや演出を変えるなど、改めてMYNAMEの魅力とポテンシャルの高さを強く感じられるライブだった。

 

開演前から、日本だけでなく、韓国からもやってきたMYgirl(ファン)たちで賑わい、会場がものすごい熱気に包まれる中、昼公演がスタート。
場内が暗転すると、ステージ脇の花道にセヨンが登場し、足音の効果音付きで、意気揚々とステージへ。ステージ上に一段高く組まれた場所で待っていたコヌ、インス、ジュンQ、チェジンの4人と合流し、派手な衣装に身を包んだ5人がそろうと、その圧倒的なカリスマ性あふれる姿に、客席からは悲鳴のような歓声が。そして、今年2月に韓国でリリースされた2ndミニアルバムのリード曲で、ファンキーなグルーヴ感あふれる「ノムveryマ(so very much)」が流れると、Mygirlたちの掛け声が大きく響き渡る。日本初披露とは思えないほど、すでにファンとの一体感を作り出し、オープニングから異様な盛り上がりだ。
その勢いのまま、「クッカジコ(韓国語ver)」も、客席からの一際大きな掛け声に後押しされるように、メンバーたちもキレキレのダンスでMygirlたちのハートをがっちりつかんだ。
畳み掛けるように、明るいサウンドの「F.F.Y」、キュートなダンスの「Beautiful Life」とノリノリのナンバーが続き、会場のテンションは早くも最高潮となった。

5D3_2556 興奮気味に「みんな、盛り上がってるか~?」とあおるインスに、Mygirlも熱い声援で応えた後、メンバーは5人そろって「MYNAMEです!」とあいさつ。それぞれ自己紹介した後、インスが「GWなのに、僕たちのコンサートを見に来てくれてありがとうございます!」とお茶目に話し、スヨンが「後ろも盛り上がってる~?」と会場を見渡しながら笑顔を向け、再びMygirlたちの気分を高めたところで、次の曲へ。
腕をぐるぐる回しながら踊る、ダンスアップチューン「Miracle」で彼らのカッコよさに圧倒された後は、ラップ担当のセヨンとジュンQの悲壮感あふれるラップが際立つ、切ないメロディーの「Day by Day(韓国語ver)」。Mygirlたちの掛け声もバッチリだ。

 

続いて、5人が横一列となってスタンドマイクの前に立ち、韓国2ndミニアルバムの収録曲「コジャンナンシゲ(壊れた時計)」で歌声をしっかり聴かせ、ミドルテンポのバラード曲「Replay(韓国語ver)」では、セヨンとジュンQが左右二手に分かれて客席に降り、通路を歩きながら歌ったので、客席が興奮のるつぼと化した。

 

ステージ上のモニターに、前回新木場STUDIO COASTで行われたコンサートで、日本3rdアルバム「I.M.G~without you」(3月10日発売)がオリコン1位になった場合は、「コヌが『Guilty As Charged』を歌うから」「筋肉も見せるから」と公約を掲げていた映像が流れ、大きな文字で「1位獲得」と映し出されると、コヌが登場。インスのワイルドで力強い「Guilty As Charged」とは違い、しなやかでセクシーな雰囲気を漂わせたコヌは、上着を脱ぎ、上半身スケスケのメッシュ衣装となると、鍛え上げられた腹筋がうっすらと見え、Mygirlたちも大興奮! この日一番の歓声が上がり、会場はその余韻でしばらくざわついていたほどだった。

5D3_2444 セヨンとチェジンの壁ドンシーンも収められていたダンサー紹介の特別映像が流れた後は、「I Want To」。なんと5人がコスプレをして登場! 一目でセヨンが「ONEPIECE」のルフィ、コヌがチョッパー、インスがマリオ、ジュンQがルイージに扮したと分かり、あまりのかわいさにファンも萌えまくり。そんな中、黒の衣装を着たチェジンだけがメンバーからも「誰?」とつっこまれて会場の笑いを誘ったり(後で、「ONEPIECE」のローだと判明)、インスが曲に合わせて、効果音をつけながら、マリオがコインを獲得するときのジャンプをして見せたり、何といっても、ひげをつけたマリオのインスとルイージのジュンQが肩を組んで歩く姿が、バツグンにかわいかった。
そのコスプレのまま、「Everlastin Luv」でも、ルフィのセヨンがマリオのインスにパンチを繰り出したり、チョッパーのコヌに「チョッパー、チョッパー」とちょっかいを出したり、ルイージのジュンQがなぜか腹筋を始め、その上にチェジンが乗って崩れ落ちるという茶目っ気たっぷりの演出で、客席を楽しませた。
上着を脱ぎ、白系のスポーティーな衣装に早替えしたチェジンが、「Baby ft.Ludacris」でソロステージ。ラップパートをジュンQが援護射撃したが、チェジンのキュートな笑顔がステージで炸裂し、ファンを胸キュンさせた。

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暗転した後、ステージ袖から着替えたコヌ、インス、セヨンが先に現れ、MCタイムに。コヌの「Guilty As Charged」の話題となり、「腹筋ちゃんと見ましたか? めちゃくちゃ頑張ったよ」というコヌに、「頑張って運動して、筋肉はできたけど、肌が白いからあんまりカッコよくない」とセヨンがバッサリ(笑)。「だから、運動やめます。似合わないですよね」といじけた(!?)コヌに、「でも、チョッパーは似合う!」と慌ててフォローするセヨン。
そして、今度は「僕はルフィ―だったよね。僕は海賊王になるんだ!」と雄叫びを上げ、気分を良くしているセヨンに、コヌは「本当にごめんなさいですけど、『ONEPIECE』は1回も見たことないですから」と水を差し、「じゃあ、なんでチョッパーをチョイスしたの?」とキレ気味のセヨンに、「かわいいですから」とマイペースなコヌ(笑)。
チェジンがコスプレしたキャラを「ローというキャラクターだったんですけど、帽子と上着が必要なのに、それがなかったから、最初僕も分からなかったです(笑)。でも、ローはカッコいいキャラクターですよね?」とセヨンが説明し、ひとしきりコスプレのトークを終えた後は、韓国語曲をふんだんに盛り込んだ今回のコンサートの話題に。

 

客席に向かって「『ノムveryマ』、どうでしたか?」とセヨン。「イェーイ」と大歓声で応えるMygirlたち。「僕たちのコンサートでは初めて。ノムveryマ♪」とインスが歌おうとするのを遮り、「本当にごめんなさいですけど、3年前から皆さんに質問があったんです」と急に話題を変えるコヌに、「3年も我慢して待ってたの? さすがリーダー(笑)」とセヨンが大ウケ。「話してもいいのかなって(迷っていたら)3年経っちゃって」というコヌに、セヨンが「そしたら、あと2年ぐらい待って」とドSっぷりを発揮すると、客席から「エー」とブーイングが起こったため、その質問をしようとコヌが「MYNAMEのコンサートを見ていたら面白いですよね? もし…」と言ったところで、着替えを終えたジュンQとジェジュンが登場し、中断…。

「2年後に話しましょう」と心が折れたコヌだったが、ファンの声に押され、質問することに。「本当にごめんなさいですけど」とネタのような(!?)前フリの後、「コンサートだったら、2時間とか2時間半ですよね。トイレに行きたい人はいないですか?」と素朴な質問。セヨンも「スタンディングのときはどうするんですか?」と最後は意気投合した、コヌ&セヨンの面白い掛け合いにMygirlも笑いっぱなしだった。
また、オリコン1位の公約の話となり、チェジンは「ギターを弾きながら歌う」、セヨンは「バラードを歌う」、ジュンQは「筋肉をつけて、6月には見せる」と約束。最後に、インスが「全部やります」というと、コヌが「ファンの皆さんと僕たちがキャッチボールできるように、ちゃんと話してください」とインスにダメ出し。「うわー、(MCが)うまくなった!」と感動しまくるセヨンを横目に、インスが「次の約束は誰が守るのか、楽しみにしていてください」と冷静に締めくくり、6月のツアーにも期待をもたせた。

 

終盤も、Mygirlの一段と大きな掛け声と共に「Baby I’m Sorry(韓国語ver)」、全員の片手倒立もピタッとそろい、歓声が沸いた「Hello&Goodbye(韓国語ver)」、ラストはバイオリニストの生演奏をバックにした韓国2ndミニアルバムの収録曲「Light(贈り物)」を披露。ラップの部分は、ジュンQがMygirlに向けて作詞したそうで、スクリーンには日本語の字幕が映し出され、ファンもうっとりと聴き入り、感動に包まれる中、本編が終了した。
アンコールでは、「ノムベリマTシャツ」姿の5人が元気よく現れ、Mygirlと近くで触れ合おうと、両サイドの花道で、会場の隅々まで手を振りながら、彼らの代表曲「Message(韓国語ver)」、セヨンの高速ラップで幕を開ける「クリジャナ」を披露。セヨンの「盛り上がれ~」の掛け声を合図に、また一体感が増し、激しく盛り上がった。

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そして、MYNAMEのコンサート恒例のビックニュース発表へ。「明日、韓国で『딱 말해(はっきり言って)』という曲でカムバックします!」と宣言し、サビの部分を短く歌うインス。そして、7日、「M Countdown」に出演することや、ティーザー映像が公開されたことを伝え、「PVはいやらしいですけど(笑)」とインスが明かすと、「仕事は仕事です(笑)」とセヨン。インスが「いつもMYNAMEの心にはMYgirlがいるからね。PVはPVなので、がっかりしないでください」と優しく語りかけた。
もう一つ、韓国で5月24日(日)、2年ぶりにコンサートを開催することも発表。5人は日本でのコンサートの経験を生かし、韓国でもステキな姿を見せると意気込んだ。

 

最後の曲に行く前、コヌが突然「久しぶりにチェジンの愛嬌を見たい」と無茶ぶりし、嫌がるチェジンだったが、「チェジン コール」が起こり、愛嬌を見せたチェジン。すぐに「コヌ コール」が起こり、インスを呼ぶときの顔をすると言い、「インス~」とかわいい表情を披露したコヌ。続けて「ジュンQ~」と呼んだ瞬間、ジュンQとチェジンが吉本新喜劇ばりにコケて笑い、会場を大爆笑させた。結局、悪ノリしたメンバーたちは、全員が愛嬌を披露し、最後の曲へ。
セヨンのいつもの「聴いて聴いて」の掛け声で、「We Made It」。メンバーもMYgirlも、ジャンプをしてタオルを振りまくり、最後まで熱気と興奮に包まれながら、あっという間に幕を閉じた。

 

公演後はハイタッチで、ファンを見送ったMANAME。カッコよさとかわいさ全開のパフォーマンスで、ライブのたびに、新たな魅力を発揮し、ファンを飽きさせない彼らだからこそ、韓国でのカムバック、そして6月に開催される日本デビュー3周年の集大成となるツアーがますます楽しみだ。

 
写真提供:(C)アービング
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

■MYNAMEオフィシャルサイト http://www.myname-jp.com/
■ MYNAME公式Mobile http://www.myname-jp.com/fanclub/index.html

 

【ライブ情報】
■MYNAME TOUR 2015 「The Greatest Stories」

◆6/5(金) 「The Greatest Stories~FIVE STARS~」@TOKYO DOME CITY HALL
[OPEN 18:00/START 19:00]
◆6/6(土) 「The Greatest Stories~I.M.G. ~」@TOKYO DOME CITY HALL
[OPEN 12:00/START 13:00] (昼公演)
◆6/6(土) 「The Greatest Stories~WE ARE MYNAME~」@TOKYO DOME CITY HALL
[OPEN 16:00/START 17:00] (夜公演)
◆6/14(日)「The Greatest Stories~Album Complete~」@NHK大阪ホール
[OPEN 17:00/START 18:00]
◆6/30(火)「The Greatest Stories~Promise Land~」@赤坂BLITZ
[OPEN 18:00/START 19:00]

2015.05.07