韓国歌手キム・ウジュ(29)が兵役逃れ容疑で実刑判決を言い渡された。そんな中、容疑が明るみとなった背景に関心が注がれている。
ソウル中央地裁刑事19単独チョ・ジョンネ判事は28日、幽霊が見えるとうそをつき通し、現役服務を回避しようとした容疑を受けているキム・ウジュに対し「兵役義務を忌避したり、減免受ける目的でトリックを使った」として、懲役1年を宣告したと明らかにした。
彼は2004年、身体検査の結果、現役入隊対象者の判定を受けたが、大学在学、大学院編入などを理由に、数年間、入隊を延期した。しかし、事由がなくなるとすぐに精神病患者を装い、兵役の免除を受けるため治療を受け始めた。
彼は2012年3月から2014年5月まで精神科を数回訪れ、「幽霊が見える」と医師を騙した。8年前から幽霊が見え始め、不安で外出もほとんどできないなど、うその症状を訴え、精神病の診断を受けた。そして、2014年10月、公益勤務対象者となった。
「完全犯罪」として終わろうとしていた精神病の演技は、誰かがこのような行為を兵務庁に情報提供したことで全貌が明らかとなり、裁判部は、「忌避行為が長期間に渡り計画的におこなわれた点を見ると、罪質が悪い」と判断した。
WOW!korea提供