ワーナー・ブラザース副社長が韓国コンテンツへの期待感を示す…「グローバル・コンテンツ・カンファレンス」の席上で


米ワーナー・ブラザースのアダム・スタインマン副社長が、韓国のコンテンツに対するアメリカ市場の高い期待感について言及した。

9日に開催された「2022 グローバル・コンテンツ・カンファレンス」において、スタインマン副社長は「私たちは韓国市場に対して積極的な立場だ」とし、「私が所属するワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクションは、(韓国の番組である)「覆面歌王」と「君の声が見える」を海外の複数の地域で現地番組として制作している」と述べた。

その上で「CJ ENMをはじめ韓国の放送局・制作会社が、新しい番組に関するアイデアをアジアの他の国を対象にテストしているということも知っており、そういった市場にも関心を持っている」とし、「(韓国のコンテンツ制作会社である)FormatEastやSomething Specialの活躍も注視している」と強調した。

スタインマン副社長はコンテンツを制作する主体がもはやネットワークだけに留まらないということを念頭に、「Something Specialを見ると、アメリカ的でありながら独特のスタイルで、営業力のある魅力的なフォーマットを作っている」と話した。

さらに「私たちは『覆面歌王』などに続く次の番組を探しているところだ」とし、「FormatEastやSomething Specialのようなすばらしいコンテンツ制作会社や実力のある放送作家を探している」と明かした。

また、多くの韓国の放送局と連絡を取っており、事業の初期段階から協力するケースが多くなっていることに言及。「韓国の放送局の脚本募集においては、非常に早い段階から関与してコミュニケーションを取っている。非常に強力で個性のある話を探している」と述べた。

そして、スタインマン副社長は「コロナ禍の状況が改善し、スタジオ番組・ゲーム番組・音楽番組が増えればいいと思う」と2022年への期待感を示した。

WOW!Korea提供

2022.02.09