※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
11日放送されたMBCキムトドラマ「赤い袖先(原題)」10話では、行宮(王の一時的な宮殿としての施設)反逆事件の余波で緊迫した政局が繰り広げられる宮殿の様子が描かれた。
イ・サン(ジュノ)は反逆を鎮圧した後、政的の背後を調査するために軍隊を率いて漢陽(ハニャン)に戻った。しかし英祖(ヨンジョ:イ・ドクファ)は、命を失いかけた孫を心配するどころか、サンに与えた軍隊動員権を奪った。そしてヨンジョは、サンの一挙手一投足を監視するために自身の住まいの横に移ることを命じた。
サンが住まいを移してドギム(イ・セヨン)が東宮の書庫に臨時に配置され、ふたりは願わない別れをすることになった。反逆事件以来サンに会うことができなかったドギムは、彼の安否を尋ねることもできず、心配で仕方がなかった。身に染みるほどの懐かしさに夢の中でサンに会って涙を流したりした。
同じ時刻、書庫に立ち寄ったサンはドギムが誰かを懐かしがりながら涙を流す様子を見て、その相手が自分かもしれないという確信を持った。続いてサンはドギムの涙の意味を尋ね、「もう知らないふりふりをすることはできない」と告白しようとした。しかしドギムは、「私は無事に王座を引き継いで聖君としての夢を叶えてくださるのが先だ」という意味を込めてサンの心を制した。しかし、すでにお互いに向かう切ない愛に気づいたふたりだった。サンはドギムの額に熱い口付けをした後、ドギムの願い通り大業に邁進するための一歩を踏み出した。
「赤い袖先」の10話は、ニールセンコリア全国基準視聴率で10.2%、最高視聴率は12.2%を記録して、同時間帯1位を獲得した。