ドラマ『メランコリア』イ・ドヒョン、全校ビリからの脱出を予告


ペク・スンユ(イ・ドヒョン)の隠せない能力が明らかになりそうだ。

11月11日に放送されるケーブルチャンネルtvN水木ドラマ「メランコリア」(脚本/キム・サンヒョプ)第二話では、全校ビリを自任していたペク・スンユの灰色の人生が、チ・ユンス(イム・スジョン扮)によって新たな変化を迎える予定だ。

第一話でペク・スンユは、チ・ユンスが運営する数学サークルである『カルクラス』選抜テストの問題の核心をひそかに指摘し、格別な数学的才能をあらわして見せた。それぞれがもっともらしい解答過程を作って提出したが、この問題の核心が全て誤りだという事実は出題者のチ・ユンス以外に誰も気づかなかったため、正体がわからない正解者の存在は全てをひっくり返すのに十分だった。

姿を見せない正解者を見つけるために、チ・ユンスは知恵を働かせ、思惑通りに引っかかったペク・スンユがそもそもの間違いを証明することで再び存在を知らせた。かくれんぼのようなすれ違いの後で、ついにチ・ユンスが探していた『アサンゴ・ラマヌジャン』が電車で出会った「1729番ペク・スンユ」だという事実を確認して、胸が一杯になる第一話を飾った。

これに、チ・ユンスが、ペク・スンユの数学的才能を正確に理解した状況の中、ペク・スンユの新しい姿が収められたスチール写真に注目が集まっている。勉強とは一線を画し、自発的に校内ビリを自任してきたペク・スンユが図書館の片隅で時が経つのも忘れて本の中に没頭する姿に。

特にペンを握った手を顎につけたまま本に集中している姿には、不愛想な表情とうつろな目つきを通していた普段とは違って生き生きした様子が感じられる。焦点を失った目つきが輝くその瞬間、ペク・スンユはどんな気持ちに捕らわれたのだろうか。

また、自分の答案用紙を持ったチ・ユンスに、いつものような無表情を見せてはいるが、その眼には言葉にならない複雑な心境が見て取れる。世界の全てを数で理解するほど、数学に特別な能力を持った彼が、こうして自分を隠している理由は何だろうか、様々な推測を呼び起こす。

自分の能力に気づいた教師チ・ユンスと出会った後、果たしてペク・スンユにどんな変化が起こるのか。チ・ユンスは、ペク・スンユをどうやって彼を殻から引き出してくれるのか、好奇心が湧いてくる。

「メランコリア」第2話は11日2022カタールワールドカップ最終予選『大韓民国VSアラブ首長国連邦』中継の後、夜10時10分から放送される。

WOW!Korea提供

2021.11.11