結局、チョンジンはメインの魚料理が上手くいき、ユン・ウネはデザートのヌガー・グラッセがこちこちに固まってしまい、失敗する残念な結果に。審査員の票は割れ、接戦となったが、「メインの勝利」、「テーマに合っている料理」などの評価を受け、チョンジンが3対2で勝利した。
チョンジンは「ドッキリじゃないよね?」と自分でも信じられないといった様子だったが、緊張感から解放され、ホッとしたように笑顔を見せた。これで番組が始まってから7週目で初めて王座交代となり、チョンジンは「キム・ドンワンの復讐」という目的を果たした。
今回、ついに負けてしまったが、3度も王座を守ってきたユン・ウネ。最後に感想を語るシーンが感動的だった。この間、一番たくさん行った場所がスーパーであり南大門であり、この番組のおかげでよく気付かれるようになり、ファンが増えたような感じだったという。すごく嬉しかったし、幸せだったと振り返り、「きょうが一番楽しく料理ができたので、残念だとかそういうことは全くない」と清々しい表情を浮かべたユン・ウネ。今回ばかりは王座を逃すかもしれないと危機感を持っていたので、どうやったら一番美しく王座を降りられるだろうかと考え、気楽に楽しくやろうと臨んだそうだ。
3回守った王座は、これまで毎回ハプニングもあったが、そのような苦難を乗り越え、勝ち取ってきたものなので、より格別だったという。そして、この番組では終わった後に、「失っていた情熱を取り戻した」などと泣く挑戦者が多いが、単純に料理をするのではなく、料理を通じて自分の気持ちを表現できるし、自分をより愛するようになり、自分のことをより知ることができたとも。
また、収録が終わると、声をかけてくれる審査員のシェフたちの表情や話し方に愛が感じられて、久しぶりに愛されているという実感がわき、本当に幸せだったと話すと、結局こらえきれずに涙を見せた。最後のコメントまで、ユン・ウネは素晴らしい料理王だった。そんなユン・ウネに勝利し、第4代料理王となったチョンジンは次なる戦いが始まる。
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