【韓国映画特集】『SEOBOK/ソボク』にはコン・ユの独特な感性が生きている!

映画『SEOBOK/ソボク』が、日本で7月16日から劇場公開されている。韓国映画は世界的にも注目されているが、その中で新しいジャンルに挑む意欲作の『SEOBOK/ソボク』は、強烈なインパクトをもたらすだろう。

素晴らしいアクションシーン!

映画『SEOBOK/ソボク』は、パク・ボゴムとコン・ユがダブル主演する話題の映画だ。
『SEOBOK/ソボク』では、パク・ボゴムが遺伝子の組み換えによって人造的に作られた複製人間を演じている。いわば、クローン人間だ。そのクローン人間を争奪する争いの中で、コン・ユは国家機関のエージェントであるミン・ギホンに扮している。

撮影がよほど大変だったようで、辛抱強いコン・ユも「本当に疲れました」とため息をもらすほどだった。
こうして、コン・ユはアクションシーンに精力的に取り組み、素晴らしい動きを見せてくれた。
パク・ボゴムは兵役中だが、コン・ユはかつてにソウル市内で映画『SEOBOK/ソボク』のメディア試写会があったときに、こう語っていた。
「ミン・ギホンの初登場の場面がかなり編集されていましたね。本来、便器を抱えたまま吐き気をもよおす場面がキャラクターとしての初登場になっています。実際の撮影もその場面から始まりました」

「実は、不健康な印象を与えるために、顔の肉も落としてみました。ミン・ギホンという役が、苦痛を抱える人物というイメージを定着させようと思ったのです」
こうしたコン・ユのコメントが興味深い。ミン・ギホンのキャラクターは、コン・ユの独特な感性によって完成されていったのだ。
とにかく、映画『SEOBOK/ソボク』はこの夏、日本でも大きな話題になるだろう。

文=「韓流テスギ」編集部

提供:韓流テスギ

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2021.07.17