韓国の6人組男性グループ「BEAST」が、3月16日(月)、東京・港区のELE TOKYOにて、日本独立レーベルの立ち上げと、K-POPとしては初の日本での10か月連続新曲リリースを発表した。
この日行われたのは、多数の応募者の中から選ばれた幸運なファン300人だけが参加出来た新曲最速視聴会&リリックビデオ撮影会。メンバーの参加の予定がないイベントではあったが、大好きな「BEAST」のリリックビデオに参加出来、いち早く新曲を視聴できるということ、またこの日は「BEAST」の日本デビュー記念日だったということもあり、集まったファンのテンションは高かった。
指示のもと行われた撮影会は無事終了。新曲視聴会に移ろうとしたところで、メンバーが突然会場に登場。ファンには告知されていなかったメンバーのサプライズな登場に、会場は嬉しい悲鳴が響き渡っていた。
そして、登場したメンバーから、“BEASTの独立のレーベルの立ち上げ”、“10か月連続新曲リリース”、“第一弾配信限定シングルが「ONE」が3月17日より世界配信”されること、また“5月にファンミーティングが開催される”ことが一気に発表され、会場は更なる歓喜の声をあげていた。引き続き行われた新曲「ONE」の最速視聴会でもその熱気は収まらず、「BEAST」の新たなスタートの瞬間に立ち会えたことにファンは皆、興奮しきりの様子だった。
このイベントに先立って行われた独立レーベル立ち上げの発表会見で、リーダーのドゥジュンは「どのようにしたら日本のファンの皆さんに近付くことが出来るか考えた末、3月から毎月1曲ずつプレゼントということで曲をリリースすることになりました。これは簡単なことではないと思いますが、独自のレーベル『BEAST MUSIC』が設立されたのをきっかけに日本のファンの皆さんともっと近付けたらいいなと思っています」と、独立レーベル設立への思いを明かした。
また、新曲の楽曲プロデュースを担当したジュンヒョンは10か月連続リリースに対して「多くの曲を出すに当たって、一曲一曲いい曲を出したいという欲があります。大変なことだとは思いますが、だからこそうまく行けばファンの皆さんにとっても、僕たちにとってもよい経験になると思いますので、頑張っていきたいです」という決意を述べた。
新曲「ONE」はHIPHOP色の強い、ビートがきいた楽曲。歌詞には「BEAST」のこれからの意気込みやエネルギーが詰め込まれている。この新曲について、ギグァンは「BEASTがこれまで日本でも韓国でもあまりやってこなかったタイプの曲で、レコーディングがとても新鮮でした。聴く人にもこの新鮮な気持ちを味わってほしいと思っています」、ヒョンスンは「本当にいい曲だと思いました。これまで僕たちがリリースしてこなかったタイプの曲だったので、準備が楽しかったです」とコメント。
今回、「BEAST」初のリリックビデオが制作されたが、これについてドンウンは「初めての挑戦でしたが、映像の中に歌詞が書いてあるので、僕たちからのメッセージがいつもより強く伝わるんじゃないかと思います」と語った。
ことしは、日本のファンに会う機会が増えそうという「BEAST」。最近変わったことは?と聞かれたヨソプは「僕は、前よりも日本語の勉強を頑張ってしています。もっと頑張りますので応援してください!」と日本語で話し、ことしの活動にかける意気込みをコメントしていた。
独立レーベルの設立、K-POP史上初の10か月連続リリースと、次々に新たなチャレンジを発表した「BEAST」。彼らの2015年から目が離せなくなりそうだ。
WOW!korea提供