大ヒットドラマ「ドリームハイ」「太陽を抱く月」などで爆発的な人気を独占、映画「10人の泥棒たち」「隠密に偉大に」(原題)では、さらに熟成した演技で人気を拡散させた俳優、キム・スヒョン。今年6月の日本公式ファンクラブ“always KIM SOO HYUN”発足と同時開催し大盛況を博した日本初ファンミーティングの熱狂的な余韻も冷めやらない10月5日(土)、東京・東京ドームシティホールにて「“always KIM SOO HYUN”2013 autumn in Japan」を開催。わずか4カ月振りの2ndファンミーティングに、多くのファンが詰めかけた。
オープニングは“初恋の彼”との再会に胸が高鳴り踊る、まるでファンの心を表現したような軽快なタッチの音楽が会場に流れた。待ち焦がれたファンがどよめく会場で音楽が途絶え静まり返った瞬間、流れ出したイントロは大ブレイクした「ドリームハイ」のOSTから「Dreaming」。会場が割れんばかりの大歓声と拍手で沸き上がる中、爽やかで精悍さがみなぎるオーラを放ち、口ずさむように歌い始めたキム・スヒョンがブラックスーツで登場。
さらに会場は熱く黄色い歓声を送って迎えると、甘い歌声に優しさと繊細さでラッピングした力強さを加え熱唱。ドラマ中、聴力を失いスジ(miss A)演じるコ・ヘミの協力を得て感動的に歌い上げたシーンなど、熱演シーンが脳裏に蘇るようなひとときを演出、満場の大喝采を浴びた。 「みなさん、こんにちは。キムです。今日、どうぞよろしくお願いします」と日本語であいさつ。
MCから「本当に歌、上手ですよね」の一言に「ハイ」と、ちょっといたずらっぽくご満悦の表情で即答し、笑いを誘った。「今日もたくさんのことがありますよ。思っていたより早く、日本のみなさんにあいさつすることができて気分がいいです」と語ってトークタイムがスタート。
先ず、韓国で「秋夕(=チュソク、韓国のお盆)に親に紹介したい芸能人1位」をはじめ「家に置いておきたい芸能人1位」など、さまざまなNo.1で老若男女の人気を一身に集めていることに対して、「たくさん選んでくださってうれしいんですが、一番好きなのは“歴代の王の役の中で最もセクシーだった”の1位です」と答えた。前回と今回の間にも来日したことについて韓国語で「実は7月にこっそり来ました」と明かし「あっ、これは秘密ですよ」と、日本語でも話してしまって笑いの輪を広げた。
そして「すごい秘密なんですけど、渋谷の…お店の名前、言ってもいいですよね?」と確認し「むしろ聞きたいくらいですヨ」とMCがファンの気持ちを代弁した後、「109(イチマルキュウ)で買い物をしました」と撮影などの合間に過ごしたプライベートな時間のエピソードを紹介。
次にキム・スヒョンは、ドラマ、映画と4打席4ホームランの大ヒットした各作品で、本人と一番近い役柄について「僕としては、やっぱり『隠密に偉大に』ですね。一番最近の作品なので、その分残っているということもありますが、“おバカ”な役を演じたのが楽で気分がよかったです」と、700万人に及んだ集客を誇る「隠密に偉大に」で北朝鮮の有能スパイであるウォン・リュファンが韓国で愚かなドングを装って演じた役をセレクトし、観客の関心を集めた。 さらに最近のインタビュー記事などでキム・スヒョンがよく使っている言葉の“挑戦”について直撃。
「今回のドラマでは講師の役なんですが、誰かを教えた経験がないので、演技がぎこちなくなったり、知ったかぶりの演技になったり難しいんですが、それを自分に対する宿題として挑戦していますし、とても、とっても長く(400年)生きた人物を表現しなければならないので、それも魅力的な挑戦だと思います」と、チョン・ジヒョンとの再共演で12月から放送予定(韓国SBS)の次回作「星から来た男」に向かう意気込みを熱く語った。
そして「今日はとんかつを食べました」と、日本の食を味わったキム・スヒョンが「日本に来ると…僕が4ヶ月前にオープンしたラーメン屋があるじゃないですか。つぶれちゃったんです(笑)。つぶれてしまったので、メニューを変えました、麺はあきらめていません」(笑)と、初回ファンミーティングで披露した「チーズラーメン」に続く第2弾「ビビン麺」を紹介。
photo:(c) Digital Adventure
■キム・スヒョン ジャパン オフィシャル ファンクラブ
“always KIM SOO HYUN” http://kimsoohyun.jp